この記事では、「実施しない」「実施できていない」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)は?例文付き【上司や目上:同僚】を解説していきます。
ポイントとしては、
・「実施」という言葉自体の言い換え表現を知っているかどうか
・その使用シチュエーションの理解(上司や社外担当者との関係性)
です。
なお、かしこまった表現と砕けた表現の場合の言い換えパターンを紹介していますが、上司や先方のご担当者様、同僚や部下などとの関係性によって適切に使い分けることがおすすめです。
それでは詳しく見ていきましょう!
「実施」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)の単語を複数徹底紹介!
まずは、「実施」のビジネスでの言い換えについて解説していきます。
かしこまった表現の場合と少し砕けた表現の場合の言い換えの2パターンを紹介していますので、相手との関係性に応じて使い分けてくださいませ。
かしこまった表現の言い換え
・履行する
・執行する
・施行する
・行使する
・行う
・取り組む
・着手する
・進める
・推進する
相手の立場の方がかなり高い場合、それほど親密な関係がまだ築けていない場合などにはこれらを使用するといいですね。
砕けた表現の言い換え
・取り掛かる
・手をつける
・スタートする
・始める
・進行する
・前に進める
・動かす
・回す
・回転させる
相手の立場があなたより低い場合や、ある程度親密な関係が構築できている場合などにはこれらを使っていきましょう!
「実施しない」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)の単語を複数徹底紹介!
次に、「実施しない」のビジネスでの言い換えについて解説していきます。
かしこまった表現の場合と少し砕けた表現の場合の言い換えの2パターンを紹介していますので、相手との関係性に応じて使い分けてくださいませ。
かしこまった表現への言い換え
・履行いたしかねます
・執行を控えさせていただきます
・施行は見送らせていただきます
・行使を差し控えさせていただきます
・取り組むことは難しい状況でございます
・着手するのは時期尚早かと存じます
・推進することは困難な状況下にあります
・進めることは現時点では適切ではないと判断しております
・行うことは現段階では見送らざるを得ない状況でございます
相手の立場の方がかなり高い場合、それほど親密な関係がまだ築けていない場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使用するといいですね。
砕けた表現での言い換え
・取り掛からない
・手をつけない
・スタートしない
・始めない
・進行しない
・前に進めない
・動かさない
・回さない
・回転させない
相手の立場があなたより低い場合や、ある程度親密な関係が構築できている場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使っていきましょう!
「実施しない」のビジネスでの言い換え用語を使った例文を詳しく紹介!
続いては、「実施しない」の言い換え用語を使った例文について解説していきます。
こちらも相手との関係性によって上手に使い分けていきましょう。
かしこまった表現での例文
・契約書の条項に従い、この条項については履行いたしかねます。
・予算の都合上、このイベントの執行を控えさせていただきます。
・法改正が見送られたため、新法の施行は見送らせていただきます。
・現在の情勢を鑑みて、この権利の行使を差し控えさせていただきます。
・リソースの制約により、今期はこの施策に取り組むことは難しい状況でございます。
・市場の不確実性が高いため、新事業への着手は時期尚早かと存じます。
・現在の体制では、この計画を推進することは困難な状況下にあります。
・ステークホルダーとの合意が得られていないため、この案件を進めることは現時点では適切ではないと判断しております。
・予算が確保できていない状況では、このプロジェクトを行うことは現段階では見送らざるを得ない状況でございます。
砕けた表現での例文
・契約書の条項に従って、この条項には取り掛からないよ。
・予算の都合で、このイベントは手をつけないことにしたんだ。
・法改正が見送られたから、新法はスタートしないんだって。
・今の情勢を考えると、この権利は行使しない方がいいと思うんだ。
・リソース不足で、今期はこの施策には着手できないんだよね。
・市場が不安定だから、新事業には手を出さない方が賢明だと思うんだ。
・今の体制じゃ、この計画を前に進めるのは難しいよ。
・関係者の同意が取れてないから、この案件を進行するのは今のところ適切じゃないと判断したんだ。
・予算が確保できてない状況では、このプロジェクトを回すのは今の段階では無理だよね。
上と同様相手があなたの同僚や部下の場合などに使うといいですね。
「実施できていない」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)の単語を複数徹底紹介!
次に、「実施できていない」のビジネスでの言い換えについて解説していきます。
かしこまった表現の場合と少し砕けた表現の場合の言い換えの2パターンを紹介していますので、相手との関係性に応じて使い分けてくださいませ。
かしこまった表現への言い換え
・履行が完了しておりません
・執行が滞っている状況でございます
・施行までには至っておりません
・行使するには至っておりません
・取り組みが不十分な状態が続いております
・着手が遅れている状況でございます
・推進が思うように進んでおりません
・進捗が芳しくない状況が続いております
・行うことができていない状況が続いております
相手の立場の方がかなり高い場合、それほど親密な関係がまだ築けていない場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使用するといいですね。
砕けた表現での言い換え
・取り掛かれてない
・手がつけられてない
・スタートできてない
・始められてない
・進行できてない
・前に進められてない
・動かせてない
・回せてない
・回転させられてない
相手の立場があなたより低い場合や、ある程度親密な関係が構築できている場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使っていきましょう!
「実施できていない」のビジネスでの言い換え用語を使った例文を詳しく紹介!
最後に、「実施できていない」の言い換え用語を使った例文について解説していきます。
こちらも相手との関係性によって上手に使い分けていきましょう。
かしこまった表現の例文
・複雑な手続きが原因で、契約の履行が完了しておりません。
・予算の確保が難航しており、プロジェクトの執行が滞っている状況でございます。
・関連法規の整備が遅れているため、新制度の施行までには至っておりません。
・ステークホルダーとの調整が整っておらず、この権利の行使するには至っておりません。
・リソースの配分に課題があり、この施策への取り組みが不十分な状態が続いております。
・関連部署との連携が不足しているため、プロジェクトへの着手が遅れている状況でございます。
・市場環境の変化に対応しきれておらず、新戦略の推進が思うように進んでおりません。
・技術的な課題が山積しており、開発の進捗が芳しくない状況が続いております。
・マンパワー不足が深刻化しており、業務改善を行うことができていない状況が続いております。
砕けた表現の例文
・手続きが複雑すぎて、契約に取り掛かれてないんだ。
・予算が確保できなくて、プロジェクトに手がつけられてない状況なんだよ。
・関連法規が整備されてないから、新制度はスタートできてないんだって。
・関係者との調整がつかないから、この権利はまだ行使できてないんだ。
・リソース配分に問題があって、この施策にはまだ着手できてないんだよね。
・関連部署との連携不足で、プロジェクトが進行できてない状況なんだ。
・市場の変化についていけてなくて、新戦略が前に進められてない感じだよ。
・技術的な問題が山積みで、開発が思うように動かせてないんだよね。
・人手不足が深刻で、業務改善に手が回せてない状況が続いてるんだ。
上と同様相手があなたの同僚や部下の場合などに使うといいですね。
まとめ「実施しない」「実施できていない」の敬語は?ビジネスメールや表現・例文付き【上司や目上:同僚】
この記事では、「実施しない」「実施できていない」の敬語は?ビジネスメールや表現・例文付き【上司や目上:同僚】について確認しました。
「実施」という言葉自体の言い換えも含めて、敬語をマスターしさらに快適なビジネスライフを送っていきましょう!
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