この記事では、アーカイブ機能がいらない(うざい:offしたい:無効にしたい)または別の操作に変更したいという方のために、パソコンとスマートフォンそれぞれで、Gmailのアーカイブ機能を無効化したり、より使いやすい設定に変更したりする方法を詳しく解説していきます。
具体的なポイントは以下の点です↓
・パソコンでの対策法1:アーカイブボタンを非表示にする設定
・キーボードショートカットの無効化(誤操作を防止)
・パソコンでの対策法2:右クリックメニューで削除操作を優先的に使用
・ブラウザ拡張機能でインターフェースをカスタマイズ
・スマホでの対策法3:スワイプ操作を「アーカイブ」から「削除/既読」に変更
・スマホでの対策法4:ラベルやスター機能で代替的な整理方法を構築
・検索機能を活用してアーカイブメールにアクセス
Gmailのアーカイブ機能がいらない時の対策法1【パソコン:アーカイブ機能を制御する】
それではまず、パソコンでGmailのアーカイブ機能を制御する基本的な方法について解説していきましょう。
パソコン版のGmailでは、アーカイブ機能を完全に無効化することはできません。
ですが、アーカイブボタンを非表示にしたり、操作を変更することで誤操作を防ぐことができます。
アーカイブボタンを非表示にする方法
Gmailを開いたら、右上の歯車アイコンをクリックし、「すべての設定を表示」を選択します。
「全般」タブから「送信とアーカイブ」の項目を探します。
「返信時にアーカイブボタンを表示する」のチェックを外します。
ページ下部の「変更を保存」をクリックしましょう。
この設定で、メールの返信画面でアーカイブボタンが表示されなくなります。
ただし、メール一覧画面でのアーカイブアイコンは残ります。
ショートカットキーを無効化する方法
キーボードの「E」キーを押すとメールがアーカイブされますが、これも誤操作の原因となることがありますね。
次はショートカットキーを無効化する方法も確認していきましょう。
まずは先ほどと同様に、設定画面の「全般」タブを開きます。
「キーボード ショートカット」の項目を確認します。
ここで「キーボード ショートカット OFF」を選択しましょう。
「変更を保存」をクリックします。
これで、すべてのキーボードショートカットが無効になります。
必要に応じて、カスタムショートカットを設定することも可能ですよ。
Gmailのアーカイブ機能がいらない時の対策法2【パソコン:削除機能を優先的に使用する】
続いては、パソコンでアーカイブ機能は使わない!
代わりに削除機能を優先的に使用したい!
といった場合の方法を確認していきましょう。
アーカイブ機能を使わずにメールは削除する習慣をつけると、よりメール管理もシンプルに分かりやすく行うことができますね(^^)/
マウス操作の設定を変更する
残念ながら、Gmailの標準設定では、アーカイブボタンを削除ボタンに置き換えることはできません。
ですが、以下の方法で削除操作をより簡単に行えるようにできます。
右クリックメニューを活用する
一番簡単にメールを削除する方法です。
メールを右クリックすると、メニューが表示されます。
ここで「削除」を選択することで、アーカイブすることなく削除できます。
複数選択して一括削除する
同様に、複数を一括削除することもできます。
チェックボックスで複数のメールを選択し、右クリックメニューから削除しましょう。
また、上部のツールバーにある削除アイコンからでも削除可能ですよ。
ブラウザ拡張機能の利用
Chrome や Firefox などのブラウザでは、Gmail の機能を拡張するアドオンを利用することができます。
まず「Gmail Delete Button」などの拡張機能をインストールしましょう。
アーカイブボタンの代わりに削除ボタンを表示します。
これでワンクリックでメールを削除可能になります。
ただし、拡張機能を使用する際は、信頼できる開発者のものを選び、権限設定に注意してください。
Gmailのアーカイブ機能がいらない時の対策法3【スマホ:iPhone・android:アーカイブ機能を制御する】
続いては、スマートフォンでアーカイブ機能を制御する方法を確認していきましょう。
スマホアプリでは、スワイプするだけでメールがアーカイブされてしまいますよね。
これが「メールが消えた」という混乱の主な原因となっています。
このスワイプ設定を変更することで、うっかりミスを減らしていきましょう!
iPhoneでのスワイプ設定変更
Gmail アプリを開いたら、左上のメニューアイコンをタップしましょう。
下にスクロールし、「設定」をタップします。
使用しているアカウントを選択し、「スワイプの動作」をタップします。
ここで「右スワイプ」と「左スワイプ」それぞれの動作を変更できます。
Androidでのスワイプ設定変更
Gmail アプリを開き、左上のメニューアイコンをタップします。
「設定」→「全般設定」を選択しましょう。
「スワイプの動作」をタップします。
ここで各スワイプ方向の動作を変更できます。
おすすめの設定は、よく使うスワイプ方向(例:右スワイプ)を「削除」に、もう一方を「既読にする」などに設定することです。
これで、アーカイブ機能を使わずに、より直感的なメール管理が可能になりますね。
Gmailのアーカイブ機能がいらない時の対策法4【スマホ:iPhone・android:メールを見つけやすくする】
続いては、スマートフォンでアーカイブされたメールを見つけやすくする方法や、アーカイブ以外の整理方法を確認していきます。
アーカイブ機能を完全に無効化できない場合でも、以下の方法で使い勝手を改善していきましょう。
アーカイブメールへのアクセスを簡単にする
ラベルの活用
重要なメールには事前にラベルを付けておくのもおすすめです。
ラベルごとにメールを管理することで、アーカイブされても見つけやすくなります。
ラベルを付けたい場合は、メールを選択し右上メニューの「ラベルを変更」で操作できます。
検索機能を活用する
アプリ上部の検索バーを活用します。
検索バーに「in:all」と入力すると、アーカイブを含むすべてのメールを表示します。
「in:all送信者名」や「in:all件名」と入力することで素早く検索することが可能です。
代替の整理方法を試す
スター機能の活用
重要なメールにスターを付けることで整理する方法です。
スター付きメールは専用フォルダで確認も可能です。
重要マークの活用
Gmail が自動的に重要と判断したメールには重要マークがつきます。
これは手動で重要マークを付けることも可能なので、メールの仕分けに活用したいですね。
フィルタとラベルの組み合わせ
特定の送信者からのメールを自動的にラベル付けされるように設定しておくのも良いでしょう。
もしアーカイブされてしまっても、ラベルがあれば簡単にアクセスすることができます。
通知設定の最適化:確認メッセージを表示させる
アーカイブ操作を行った際に、確認メッセージを表示させることで、誤操作を防ぐのも良いです。
アプリの通知設定を確認しましょう。
ここで「アーカイブしました」のメッセージを表示させることができます。
必要に応じて「元に戻す」こともできます。
ここまで、アーカイブを使用しないための代替え案や対策法を様々ご紹介してきました。
重要なのは、自分にとって最も効率的で分かりやすい方法を見つけることです。
設定を変更した後は、しばらく試しに使ってみて、必要に応じて微調整していくことをおすすめします。
まとめ Gmailのアーカイブ機能が不要と感じる場合の対策法(スマホ:android・iPhone:パソコン)
ここでは、Gmail のアーカイブ機能が不要と感じる場合の対策法について、パソコンとスマートフォンそれぞれの観点から詳しく解説してきました。
Gmailのアーカイブ機能は、受信トレイを整理するための便利な機能ですが、一方で、アーカイブという概念自体が分かりにくく不満を感じている方も少なくありません。
特にスマートフォンでは、メールを左右にスワイプするだけでアーカイブされてしまうため、「メールが消えた」「どこに行ったか分からない」といった混乱を招くことも多くあります。
アーカイブ機能は、使いこなせば便利な機能ですが、すべてのユーザーにとって必要な機能ではありません。
今回紹介した方法を活用することで、ぜひ自分の使い方に合わせた快適なメール環境を構築していってください。
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