エクセルのデータをWordに貼り付けようとしたとき、「書式が崩れてしまった」「表をそのまま貼り付けたい」「貼り付け後もエクセルとして編集できるようにしたい」と困った経験はありませんか。
この記事では【Excel】エクセルをWordに貼り付ける方法(書式そのまま・編集できる形で貼り付け)について解説していきます。
・書式を保持したまま貼り付ける方法
・貼り付け後もエクセルとして編集できる形で貼り付ける方法です。
それでは詳しく見ていきましょう。
エクセルをWordに貼り付ける方法1【基本のコピー&ペーストで貼り付ける】
エクセルの内容をWordに貼り付ける基本的な手順を確認しましょう。
エクセルで貼り付けたいセル範囲を選択してCtrl+Cでコピーします。Wordに切り替えて貼り付けたい位置にカーソルを置いてからCtrl+Vで貼り付けます。

通常のCtrl+Vで貼り付けると、エクセルの表がWordのテーブルに変換されて貼り付けられます。貼り付け直後に表示される「貼り付けオプション」アイコンをクリックすると貼り付け方法を変更できます。
貼り付けオプションには「元の書式を保持」「貼り付け先のスタイルを使用」「リンク(元の書式を保持)」「リンク(貼り付け先のスタイルを使用)」「図」「テキストのみ保持」の6種類が用意されています。

「元の書式を保持」を選択するとエクセルのフォント・背景色・罫線などの書式がWordのテーブルに引き継がれます。「貼り付け先のスタイルを使用」を選択するとWordのテーマやスタイルに合わせた書式で貼り付けられます。
エクセルでCtrl+C→WordでCtrl+Vで貼り付け。貼り付け直後のオプションアイコンから「元の書式を保持」または「貼り付け先のスタイルを使用」を選択して書式を調整しましょう。
エクセルをWordに書式そのまま貼り付ける方法
エクセルの書式を完全に保ったままWordに貼り付ける方法を確認しましょう。
書式を保ったまま貼り付けるには「形式を選択して貼り付け」を使う方法が確実です。エクセルでコピーしてWordに切り替えたら、Ctrl+Alt+Vで「形式を選択して貼り付け」ダイアログを開きます。
「Microsoft Excelワークシートオブジェクト」を選択して「OK」をクリックすると、エクセルのデータがオブジェクトとしてWordに埋め込まれます。この形式では表の見た目がエクセルと同じ状態で表示されます。

図として貼り付けることでも書式を完全に保持できます。「形式を選択して貼り付け」ダイアログで「図(拡張メタファイル)」を選択すると、エクセルの表が画像としてWordに貼り付けられます。

図(拡張メタファイル)はベクター形式のためWordの文書内で拡大縮小しても画質が劣化せず、表の文字や罫線がシャープに表示されます。

Wordに貼り付けた後に書式が一部崩れる場合は、エクセルで使用しているフォントがWordと共通のフォント(游明朝・游ゴシック・メイリオなど)かどうかを確認しましょう。フォントを統一することで書式の崩れを最小限に抑えられます。
書式を完全に保持するには形式を選択して貼り付け→図(拡張メタファイル)が最も確実。WordとエクセルでフォントをD一致させることで通常貼り付けでも書式の崩れを抑えられます。
エクセルをWordに編集できる形で貼り付ける方法
WordにエクセルのデータをWord上でもエクセルとして編集できる形で貼り付ける方法を確認しましょう。
エクセルとして編集できる形で貼り付けるには「Microsoft Excelワークシートオブジェクト」として貼り付ける方法を使います。Ctrl+Alt+Vで「形式を選択して貼り付け」ダイアログを開き「Microsoft Excelワークシートオブジェクト」を選択して「OK」をクリックします。

貼り付けたオブジェクトをダブルクリックするとWord内にエクセルの編集環境が展開されます。エクセルのリボン・数式バー・シートタブが表示され、数式の入力・書式の変更・データの編集などをエクセルと同様の操作で行うことができます。

編集が完了したらオブジェクトの外側をクリックするとWordの通常表示に戻ります。編集した内容はWordの文書内のオブジェクトに反映されます。
Excelワークシートオブジェクトとして埋め込むとWordのファイルサイズが大きくなります。データ量が多い場合や画像が含まれる場合はファイルサイズへの影響が特に大きいため注意が必要です。
Ctrl+Alt+V→Excelワークシートオブジェクトで埋め込み、ダブルクリックでエクセル編集環境が起動。ファイルサイズが大きくなるため、データ量が多い場合は図形式との使い分けを検討しましょう。
エクセルをWordにリンク貼り付けする方法
エクセルのデータが更新されたときにWord側も自動的に更新されるリンク貼り付けの方法を確認しましょう。
リンク貼り付けを行うには「形式を選択して貼り付け」ダイアログで「リンク貼り付け」のラジオボタンを選択します。貼り付けの形式として「Microsoft Excelワークシートオブジェクト」を選択して「OK」をクリックします。

リンク貼り付けされたオブジェクトはWordを開くたびにエクセルのファイルと通信して最新のデータを取得します。Wordを開いたときに「このドキュメントには他のファイルへのリンクが含まれています」という確認ダイアログが表示されるので、「リンクを更新する」を選択すると最新のエクセルデータが反映されます。
手動でリンクを更新したい場合はオブジェクトを右クリックして「リンクの更新」を選択します。
リンク貼り付けを使う場合はエクセルファイルとWordファイルのパスが変わるとリンクが切れてしまいます。両方のファイルを同じフォルダに保存して、フォルダごと移動するようにするとリンク切れを防ぎやすくなります。
形式を選択して貼り付け→リンク貼り付け→Excelワークシートオブジェクトでリンク貼り付けを実行。エクセルとWordを同じフォルダに保存してリンク切れを防ぎましょう。
エクセルをWordに貼り付けるときのよくある問題と対処法
貼り付け時によく発生する問題とその対処法を確認しましょう。
表がページをはみ出して貼り付けられる場合は、エクセルの列数・列幅がWordの用紙幅に対して大きすぎることが原因です。エクセルで列幅を調整して表全体の幅を小さくしてから貼り付け直すか、Wordに貼り付けた後に表のサイズを縮小する方法で対処します。
表の一部の罫線が崩れる場合は、エクセルでセルの結合が多用されているケースで発生しやすくなります。結合セルを含む表はWordのテーブル構造と完全に一致しないことがあるため、図(拡張メタファイル)として貼り付けることで対処できます。
日本語フォントが文字化けする場合は、エクセルで使用しているフォントがWordにインストールされていない可能性があります。エクセルのフォントをWordでも標準的に使われているフォントに変更してから貼り付けを行いましょう。
エクセルの表にグラフや図形が含まれている場合、通常のコピー&ペーストではグラフや図形が貼り付けられないことがあります。この場合はエクセルの表全体をスクリーンショットで取得してWordに貼り付ける方法が確実です。
はみ出す場合はエクセルで列幅を調整してから再貼り付け。結合セルの崩れは図形式で対処。グラフや図形が含まれる場合はスクリーンショットでの貼り付けが確実です。
まとめ エクセルをWordに貼り付け(書式そのまま・文字のみ・編集できる形で貼り付け)
エクセルをWordに貼り付ける方法をまとめると
・基本の貼り付け:Ctrl+C→Ctrl+Vで貼り付け、「元の書式を保持」または「貼り付け先のスタイルを使用」をオプションから選択
・書式そのまま貼り付け:形式を選択して貼り付け→図(拡張メタファイル)で画質を保持したまま書式を完全に固定
・編集できる形で貼り付け:Ctrl+Alt+V→Excelワークシートオブジェクトで埋め込み、ダブルクリックでエクセル編集環境が起動
・リンク貼り付け:形式を選択して貼り付け→リンク貼り付けでエクセルの更新をWordに自動反映
・よくある問題:はみ出しは列幅調整で対処・結合セルの崩れは図形式で対処・グラフ含む場合はスクリーンショットが確実
エクセルをWordに貼り付ける方法は用途によって使い分けることが重要です。書式を完全に固定して見た目を保ちたい場合は図(拡張メタファイル)、Word上でもエクセルの機能を使って編集したい場合はExcelワークシートオブジェクトが最適です。
データが頻繁に更新される場合はリンク貼り付けを活用することで、毎回貼り付け直す手間を省くことができます。それぞれの方法の特徴を理解して、目的に合った貼り付け方法を選んでいきましょう。


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