この記事ではエクセルでツリーマップを作成する方法ついて解説していきます。
ポイントは、以下の通りです。
・ツリーマップは階層構造のデータを四角形に組み合わせたグラフ
・「階層構造グラフの挿入」で作成する
それではさっそく見ていきましょう!
エクセルでのツリーマップの作り方・使い方・表示方法1
ツリーマップは階層構造のデータを四角形に組み合わせたものです。
四角形の色や面積によってデータの分布や相関を視覚的に分かりやすく表すことができます。
データの階層構造と大きさを同時に把握するのに便利です。
サンプルとしてある和菓子屋さんの商品区分ごとの売上の表があります。
商品区分は生菓子、半生菓子、干菓子の3区分でそれぞれの区分に属する商品と売上がまとめられています。
こちらの表を用いてツリーマップを作成してみましょう。
まず、A1からC8までのセルを選択してください。
選択した状態で「挿入」タブ「グラフ」の「階層構造グラフの挿入」をクリックします。
「ツリーマップ」を選択するとツリーマップが作成されます。
エクセルでのツリーマップの作り方・使い方・表示方法2
続けて作成したツリーマップの書式を変更してみましょう。
ツリーマップを選択すると「グラフツール」タブが表示されます。
その中の「グラフのデザイン」タブを選択してください。
四角形の色を変更したいときは「色の変更」を選択してください。
グラフタイトルの位置を変えたい、または表示しないようにするには、「グラフ要素を追加」をクリックして「グラフタイトル」を選択してください。
データラベルの表示/非表示を変更したいときは「グラフ要素を追加」をクリックして「データラベル」を選択してください。
売上の数値を表示したい場合は「その他のデータラベル オプション」を選択してください。
画面右にデータラベルの書式設定が表示されます。
値にチェックをつけてください。
商品名の後に売上の数値も表示されました。
データの凡例の位置を変えたい、または表示しないようにしたいときは「グラフ要素を追加」をクリックして「凡例」を選択してください。
グラフ内の文字の書式を変更したいときは「グラフツール」タブ内の「書式」タブを選択して文字の色などを変更してください。
エクセルでのツリーマップの並び替え・配置変更方法
次にツリーマップの四角形の配置を変える方法を紹介します。
ツリーマップを選択して「グラフツール」内の「グラフのデザイン」タブを選択してください。
グラフスタイルを変更することで四角形の配置が変更できます。
また、ツリーマップを選択してサイズを変更すると自動的に配置されている四角形も変化します。
例えば、グラフを縦長にするとそれに合わせてそれぞれの四角形の配置が変わりました。
適宜見やすいように調整してみてください。
まとめ エクセルでのツリーマップの作り方(使い方・表示・並び替え・配置変更:データラベル2個など)方法
この記事では、エクセルでツリーマップを作る方法を紹介しました。
ツリーマップを使うことによって階層構造が視覚的に分かりやすく表示することができます。
ぜひ活用してみてくださいね(^^)/
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