この記事では「エクセルの表で縦軸と横軸の入れ替え(行と列:タテヨコ:関数:ショートカット:貼り付けなど)する方法」について解説していきます。
エクセルの表で縦軸と横軸の入れ替えをするには
・関数「TRANSPOSE(トランスポーズ)」を使う
・ショートカットキーを使う
という方法があります。
それでは実際のサンプルを用いて、それぞれの方法について解説をしていきましょう。
エクセルの表で縦軸と横軸の入れ替えする方法1 ※各方法や状況を解説
まず、「貼り付けオプション」の「行/列の入れ替え」機能を使うという方法です、
表をドラッグで選択し、右クリックして「コピー」を選択するか、「Ctrl + C」でコピーします。
データを貼り付けたい場所を指定し、右クリックして「形式を選択して貼り付け」を選択します。
「形式を選択して貼り付け」のメニューが表示されるので、右下の「行/列の入れ替え」にチェックを入れて「OK」を押します。
これで、縦と横が入れ替わった表が新しい場所に貼り付けられます。
エクセルの表で縦軸と横軸の入れ替えする方法
2つ目は、関数「TRANSPOSE(トランスポーズ)」を使う方法です。
まず、操作を行いたい表のデータ範囲と同じサイズの範囲をドラッグで選択します。この時、入れ替え後の横と縦のサイズが逆になるので注意しましょう。
選択したセルに「=TRANSPOSE(元の表のデータ範囲)」と入力します。
下図の場合、元のデータ範囲がC5からE15なので、「=TRANSPOSE(C5:E15)」と入力します。
入力後、「Ctrl + Shift + Enter」を同時に押します。これは、複数のセルを選択しているので、配列数式として確定させる必要があるためです。
これで、指定した範囲に縦横が入れ替わった表が挿入されます。
エクセルの表で縦軸と横軸の入れ替えする方法3
最後はショートカットキーを使う方法です。
まず表をドラッグで選択し、右クリックまたは、「Ctrl + C」でコピーします。
次に表を貼り付けたい位置を選択してから、キーボードのAlt、E、S、E、Enterの順に押すことで目的の操作ができます。
それぞれのキーが行う操作としては、「Alt+E」で、旧メニューの「編集」を開いています。(Excel 2003 以前では、「編集」のメニューを開く操作をしていました。)
次に「S」を押すと、「形式を選択して貼り付け」のコマンドが選ばれます。これも、旧メニューの中にあったコマンドです。
最後にEを押すことで形式を選択しています。
このようなショートカットキーの組み合わせで、下図のように縦軸と横軸が入れ替えられました。ショートカットキーを使うことでスムーズに行うことができます。
まとめ エクセルの表で行と列の入れ替え(タテヨコ:関数:ショートカット:貼り付けなど)する方法
この記事では、エクセルの表で縦軸と横軸の入れ替え(行と列:タテヨコ:関数:ショートカット:貼り付けなど)する方法について解説をしました。
便利な機能をどんどん使って、エクセルでの作業を効率化させていきましょう。
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