この記事ではエクセルで足し算と引き算を混合した計算方法について解説していきます。
・足し算(+)と引き算(-)の混合方法の理解
・特に関数は使用しない
です。
エクセル操作は1つ1つ追っていけば必ずうまくできるため、ぜひ本記事を参考にスキルアップにつなげてくださいませ♪
エクセルで足し算と引き算を混合する方法【直接入力で基本構文を確認】
それでは以下のサンプルを用いて1セルに直接計算式を入力して足し算と引き算を混合する方法を確認していきます。
例えば、(3+5-2)の計算をしたいとします。
この場合、結果を出したいセルに直接以下の数式を入力します。特に関数は必要なしですね(^^)/
ENTERで処理を確定させます。
すると、セルには6と表示されます。
3+5-2の計算結果が6になったということです。
エクセル足したり引いたりするには、単純に各数値と+と-の記号を入れていくだけでOKです(項目数が増えても同じ)
エクセルで足し算と引き算を同時に(組み合わせ)計算する方法【関数は必要なし!混在:混合】
続いてはA列、B列、C列の元データを足し算と引き算を混合して計算し、D列全体に結果を表示(オートフィルにかける)する形を確認していきます。
この結果を出したい時は、D2に次の数式を入力します。各セルをクリックすることでA2などの参照は自動反映されます(^^)/
この数式の意味は、A2のデータとB2のデータを足し、C2のデータを引いて、D2に返すということです。
ENTERで処理を確定させます。
D2セルに計算結果が表示されます。
次に、D2セルの右下をダブルクリックするか、ドラッグしてオートフィルします。
A3以降、B3以降、C3以降のデータを元に、D3以降に計算結果が自動で反映されます。
エクセルで足し算と引き算を同時に(組み合わせ)計算する方法【かっこを使って計算の優先順位を変更】
なお、かっこを使うと、かっこ内の計算が優先されます。
(※足し算と引き算の組み合わせではかっこの優先順位を変えても、関係ないものの、別の掛け算や割り算との組み合わせ時に重要なので理解しておきましょう)
例えば、A列+B列-C列+D列-E列の計算で、B列とC列の計算を優先したい場合は次のようになります。
さらに、B列とC列の計算を最も優先し、次にD列とE列の計算を優先したい場合は次のようになります。
このように、かっこを使うことで計算の優先順位を変更できます。
まとめ エクセルの足し算と引き算を混在:混合:組み合わせ(足して引く計算:関数など)で計算する方法
以上、エクセルで足し算と引き算を混合した計算方法と、かっこを使って計算の優先順位を変更する方法を解説しました。
数式の中で+と-を組み合わせることで、目的に応じた計算ができます。
また、かっこを使うことで計算の優先順位を変更できます。特に掛け算や割り算が含まれる場合は重要です。
ぜひ業務の効率化にお役立てください。
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