この記事では、エクセルでステータスバーの表示されない(合計も)・消えた・出ない原因と対策【どこ:平均や個数も】について解説していきます。
その主な原因としては、
・ステータスバーの設定が変更されている
・データが数値として認識されていない
以上の2つが考えられます。
それでは、さっそく確認していきましょう!
エクセルでステータスバー自体が消えた・出ない原因と対策【どこ】
ステータスバーとは、セルのデータを選択した際に、そのデータの個数・合計・平均などを画面下部に表示してくれる機能のことです。
わざわざ関数を使って処理したくない場合でも、すぐに結果を確認できる便利な機能ですね!
しかし、これらの情報が表示されない場合があり、それはステータスバー設定の問題です。
まず、ステータスバーの位置(画面下部)にカーソルを持っていき、右クリックします。
表示されるメニューで、「合計」「平均」「個数」などの項目にチェックが入っているか確認します。
チェックが外れている場合は、該当項目をクリックしてチェックを入れましょう。
これらの設定をすることで、選択したセル範囲の情報がステータスバーに表示されるようになります!
エクセルでステータスバーの合計等が表示されない原因と対策(文字列や個数)【数値データで扱う必要あり】
ステータスバーは、仕様として数値でなく文字列の場合にこの機能が適用されないこともあります。
特に、CSVファイルなどからエクセルファイルに変換した際には、一見すると数値に見える文字列があるので注意ですね。
実際の状況を詳しくみていきます。
新規シートを作成し、シート全体を選択します。
ホームタブの「数値」にて、「標準」を「文字列」に変更し、OKしましょう。
A1からA4のセルに100, 200, 300, 400と入力します。
この状態では、ステータスバーに合計や平均が表示されません(。
これらの数値が文字列として認識されているため、ステータスバーに情報が表示されません。
解決策 数値データに変換する
解決するには、まず該当のセルをすべて選択します。
表示される警告マーク(ビックリマーク!)をクリックし、「数値に変換する」を選択します。
これで数値として認識され、範囲を選ぶとステータスバーに合計、平均などが表示されるようになります。
状況によっては、このエラーマークが表示されないケースもあるので、慎重に確認しましょう。
また、数値データに変換後にセルを選択→ENTERで確定させないと数値として認識されないこともあるので、この場合は手作業で対応するか、マクロ等で処理するといいですね。
まとめ エクセルでステータスバーの消えた・どこ?出ない原因と対策【平均や個数も】
ここまで、ステータスバーの情報が表示されない原因と解決方法について解説してきました。
これからもExcelの操作を覚えて、作業環境を整えていきましょう!
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