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【Excel】エクセルで指定したセルに移動・飛ぶ(関数で特定セルにジャンプ、リンク、エンター、マクロボタンなど)方法

Excelのスキルアップ
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エクセルで作業をしていると、大きな表の中で特定のセルに素早く移動したい場面がよくあります。スクロールで探すのは時間がかかりますし、間違ったセルを選択してしまうこともあるでしょう。

この記事では【Excel】エクセルで指定したセルに移動・飛ぶ(関数で特定セルにジャンプ、リンク、エンター、マクロボタンなど)方法について解説していきます。

ポイントは

・ハイパーリンクを使った移動
・名前ボックスからのジャンプ
・マクロボタンによる自動移動

です。

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

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エクセルで指定したセルに移動する方法1【ハイパーリンク機能で特定セルへジャンプ】

大きな表やシートが複数ある場合、目的のセルまでスクロールするのは非効率です。

ハイパーリンク機能を使えば、クリック一つで指定したセルに瞬時に移動できます

この方法は、目次のようなナビゲーションを作成したい場合や、関連するデータ同士を素早く行き来したい場合に特に便利でしょう。

 

設定方法

リンク元となるセルを選択し、右クリックメニューから「リンク」を選択します。

 

「リンクの挿入」ダイアログボックスが表示されたら、左側のメニューから「このドキュメント内」を選択しましょう。

「セル参照を入力してください」の欄に、移動先のセル番地(例:D15)を入力します。

表示文字列には、リンクとして表示したい文字(例:「D15に移動用」)を入力し、「OK」をクリックすれば完了です。

これで、設定したセルをクリックするだけで目的のセルへ瞬時に移動できるようになります。

別シートへの移動も可能なので、複数シートにまたがるデータ管理にも活用できるでしょう。

 

・ポイント:ハイパーリンクは表示文字列を自由に設定でき、直感的なナビゲーションが作成可能

 

 

エクセルで指定したセルに移動する方法2【名前ボックスで素早くジャンプ】

名前ボックスを使った移動方法は、最もシンプルで素早い手段の一つです。

画面左上の名前ボックスにセル番地を入力してエンターキーを押すだけで、即座にそのセルへ移動できます

この方法は、特定のセル番地がわかっている場合や、一時的に遠くのセルを確認したい場合に最適でしょう。

実行方法

まず、エクセル画面の左上にある名前ボックス(通常は現在選択中のセル番地が表示されている箇所)をクリックします。

名前ボックスに移動したいセル番地(例:G50)を直接入力しましょう。

エンターキーを押すと、入力したセルに瞬時に移動し、そのセルが選択状態になります。

この方法の利点は、マウス操作だけで完結できることです。

また、セル範囲(例:A1:E10)を入力すればその範囲全体を選択することもできるので、データのコピーや書式設定にも応用できるでしょう。

 

・ポイント:名前ボックスはセル単体だけでなく、範囲指定にも対応している

 

 

エクセルで指定したセルに移動する方法3【マクロボタンで自動移動を実現】

頻繁に同じセルに移動する必要がある場合、マクロボタンを設定すると作業効率が大幅に向上します。

ボタンを配置しておけば、誰でも簡単に目的のセルへ移動できるため、複数人で使用するファイルでも有効です。

マクロを使うことで、移動だけでなくセルの選択やデータ入力の補助なども組み合わせられるかもしれません。

 

設定手順

まず、「開発」タブを表示させる必要があります。

「ファイル」タブから「オプション」を選択し、「リボンのユーザー設定」で「開発」にチェックを入れて「OK」をクリックしましょう。

 

次に「開発」タブから「挿入」をクリックし、フォームコントロールの「ボタン」を選択します。

シート上でドラッグしてボタンを配置すると、「マクロの登録」ダイアログが表示されるので、「新規作成」をクリックします。

 

 

VBAエディタが開くので、以下のようなコードを入力しましょう。

Sub セル移動()
    Range("D15").Select
End Sub

この例では、D15セルに移動するマクロになっています。

移動先のセルを変更したい場合は、”D15″の部分を目的のセル番地に書き換えてください。

コードを入力したら、VBAエディタを閉じてエクセルに戻り、ボタンのテキストを「データへ移動」などわかりやすい名前に変更すれば完了です。

これでボタンをクリックするだけで、指定したセルへ自動的に移動できるようになります。

 

・ポイント:マクロボタンは複数配置でき、それぞれ異なる移動先を設定可能

 

HYPERLINK関数を使った移動方法

より高度な方法として、HYPERLINK関数を使ってセル内にリンクを作成する方法もあります。

任意のセルに以下のような数式を入力することで、クリック可能なリンクテキストが表示されます。

=HYPERLINK(“#D15″,”データ一覧を表示”)

適用後は以下の通り。

この関数では、第一引数でリンク先(#の後にセル番地)を指定し、第二引数で表示するテキストを設定します。

関数を使う利点は、セルの値や条件によって移動先を動的に変更できることでしょう。

他のセルの値を参照して移動先を決めることもできるため、柔軟な運用が可能です。

 

 

まとめ エクセルで指定したセルに飛ぶ・ジャンプ(ハイパーリンク関数で特定セルにジャンプ・エンター)方法

エクセルで指定したセルに移動する方法をまとめると

・基本的な移動方法:右クリックからハイパーリンクを挿入し、移動先セル番地を指定

・名前ボックスの活用:画面左上の名前ボックスにセル番地を入力してエンターで即座に移動

・マクロボタンの設定:開発タブからボタンを配置し、VBAコードで移動先を指定して自動化

・HYPERLINK関数の利用:数式でリンクを作成し、動的な移動先指定も可能

これらの方法を状況に応じて使い分ければ、大きな表でも効率的にデータを管理できます。

特にハイパーリンクと名前ボックスの組み合わせは、マクロなしでも十分な機能を発揮するでしょう。

一方、マクロボタンは初期設定に手間がかかりますが、一度作成すれば誰でも簡単に使えるため、共有ファイルでの利用に適しています。

日常的に同じセルへ移動する作業が多い場合は、ぜひマクロボタンの導入を検討してみてください。

エクセルの移動機能を使いこなして、作業時間を大幅に短縮していきましょう。

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