この記事では、エクセルで列を左右に入れ替える方法(順番を逆にする、ショートカットを使う、並び替え・ソートで入れ替える方法)を解説していきます。
ここでのポイントは
• ドラッグ操作やショートカットキーで簡単に列の位置を変えられる
• 並び替えやソート機能で列の順序をまとめて変更できる
• 作業内容によって「手動での入れ替え」と「自動での並び替え」を使い分けると効率的
それでは詳しく見ていきましょう。
エクセルで列の入れ替えを左右(順番を逆)でする方法【特定列とその次の列】
最もシンプルな方法は、入れ替えたい列をマウスでドラッグして移動する方法です。
1. 入れ替えたい列をクリックし、列全体を選択する
今回はC列を選びました。

2. Shiftキーを押しながら マウスで移動したい位置までドラッグする
今回はC列とD列の間にドラッグします。

3. 離すと、選択した列がその位置に挿入される

例えば「B列とC列の順番を入れ替えたい」とき、B列を選択してShiftを押しながらC列の右にドラッグすると、B列とC列の順序が入れ替わります。
この方法は直感的で、特定の列同士を入れ替える際に便利です。
エクセルで列の入れ替えを左右(順番を逆)でする方法2 【切り取りと挿入】
もう一つの方法は「切り取りと挿入」を使うやり方です。
ここではショートカットキーも使用します。
1. 移動したい列を選択して「Ctrl + X」で切り取る
今回はC列を選びました。

2. 挿入したい位置の列を右クリックし「切り取ったセルを挿入」を選ぶ
今回はD列を右クリックしています。

3. これで、切り取った列が指定した位置に移動します。
D列の左隣に移動します。

ドラッグ操作が苦手な方や、細かい位置調整をしたい場合におすすめの方法です。
エクセルで列の順番を(右から左等)入れ替える方法【並び替え:ソート】
列が多い場合や、「複数の列をまとめて逆順にしたい」という場合は、ソート機能を使うと効率的です。
例として「1月~12月までの月名を列に並べている場合」を考えます。
1. 並べ替えの基準を作成する
• 表の一番上に「番号」という行を追加します。
• 例えば「1月」の上に「1」、「2月」の上に「2」…「12月」の上に「12」と入力します。
• これが並び替えの基準となる“キー”になります。

2. 番号行も含めて表全体を選択する
• マウスでドラッグして選択してください。
• ここで番号行も必ず含めることがポイントです

3. 「並べ替え」ダイアログを開く
• Excelのメニューから [データ]タブ → [並べ替え] をクリックします。
• 「並べ替え」ダイアログが表示されます。

4. 並べ替えのオプションを設定する
• ダイアログ右上の [オプション] ボタンをクリックします。
• 「並べ替えの方向」で [列単位] を選択し、[OK]を押します。

5. 基準にする行を選ぶ
• 「行1を基準にする」など、先ほど番号を入力した行を指定します。
• 「並べ替えのキー」としてその行を選びます。

6. 昇順または降順を指定する
• 「順序」の項目で「小さい順(1,2,3…)」を選ぶと「1月→12月」に、
• 「大きい順(12,11,10…)」を選ぶと「12月→1月」に並び替わります。

7. [OK]を押して並び替えを実行
• 選択範囲内で列がまとめて並び替えられ、簡単に順序が入れ替わります。

特に「順序の入れ替えを一括で行いたい」ときに有効です。
作業ごとに使い分けるのが効率的
• 少数の列だけを入れ替えたい場合 → ドラッグ&ドロップや切り取り&挿入が向いています。
• 多くの列を一括で順序変更したい場合 → ソート機能を使うと一気に並べ替えられます。
特に業務で扱う表では「ちょっと並べ替えたい」と感じる場面が多いため、複数の方法を知っておくと臨機応変に対応できます。
まとめ エクセルで列の入れ替えを左右(ショートカットも:順番を逆:並び替え・ソート:昇順と降順も)でする方法
ここでは、エクセルで列の入れ替えを左右(ショートカットも:順番を逆:並び替え・ソート:昇順と降順も)でする方法【表】について解説しました。
エクセルの色んな知識をインプットして、どんどん実用的に使っていきましょう。


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