こちらの記事では、パワーポイントにエクセルを埋め込み時の編集方法と表示が切れる時の対策【できない時の対策も】を解説していきます。
パワーポイントにエクセルを埋め込み時の編集方法は以下の通りです。
エクセルデータを「埋め込み」形式でパワーポイントに貼り付け、データ上でダブルクリックする。
パワーポイントにエクセルを埋め込み時の編集できない原因と対策は以下の通りです。
エクセルにシート保護がかかっている場合は編集できないため、元のエクセルデータでシート保護を解除する必要があります。
パワーポイントにエクセルを埋め込み時に表示が切れる場合の解決策は以下の通りです。
パワーポイントのスライドに収まるようにエクセルのデータを調整し、パワーポイント上でエクセルデータのサイズを調整する。
それでは実際のサンプルに沿って解説していきます。
パワーポイントにエクセルを埋め込み時の編集方法
まずはパワーポイントに埋め込みたいエクセルのデータをコピーします。今回はB1~G8までを選択して”Ctrl+C”でコピーします。
パワーポイントに移動し、「埋め込み」形式でペーストします。これでパワーポイント内でもエクセル機能を用いて編集できる形式で埋め込みができました。
編集したい場合は対象のデータでダブルクリックをして下さい。そうするとリボンがエクセルのリボンに変わります。
これでエクセル機能を用いてパワーポイント内でデータを編集することができます。サイズが小さい場合は枠にカーソルを合わせてクリックしながら調整することが可能です。
パワーポイントにエクセルを埋め込み時の編集できない原因と対策
“埋め込み“形式でパワーポイントに貼り付けたにもかかわらず編集できない場合は、元のエクセルデータに”シート保護“がかかっている可能性があります。
“シート保護”がかかっているかどうかの確認は、貼り付けたパワーポイント内でデータをダブルクリックし、リボンがエクセルに代わってからデータ内を編集しようとクリックして下さい。もし“シート保護”がかかっている場合は以下のメッセージが表示されます。
その場合は元のエクセルファイルに戻り、リボンの“校閲”から“シート保護の解除”をクリックし、設定したパスワードを入力して“OK”をクリックしてください。
その後もう一度エクセルデータをコピーしてパワーポイントで「埋め込み」形式にて貼り付けます。
これでパワーポイント内でもエクセルを編集できるようになります。
パワーポイントにエクセルを埋め込み時に表示が切れる場合の解決策
埋め込むエクセルのセル範囲が広い場合、パワーポイントでの編集時にスライドに収まらず、表示が切れてしまうことがあります。
以下B1~AB8のように、セル範囲が広いエクセルをパワーポイントに埋め込むと、一部のデータが切れて表示されません。
そのような場合は元のエクセルデータ上でセル範囲が広くなり過ぎないように、埋め込みを複数に分けるなど調整して埋め込みましょう。今回はA(B1~N8)とB(P1~AB1)の2回に分けてコピー→埋め込みを行います。
そうするとAとB両方とも切れることなく全て表示され、編集する際にもそれぞれ全てのセルが見えた状態で編集できます。
あるいは埋め込んだ後に埋め込みデータのサイズを調整することで表示切れが解消されることもあります。
淵のマークをクリックしたまま、全てのセルが見えるまでサイズを調整してください。
これでパワーポイントリボンに戻した際にも、それまでは切れていた下記赤枠部分が見えるようになりました。
まとめ パワーポイントにエクセルを埋め込み挿入時に表示が切れる・できない時の対策
こちらの記事では、パワーポイントにエクセルを埋め込み時の編集方法と表示が切れる時の対策【できない時の対策も】について解説してきました。
読者の皆様がエクセルの様々な処理を理解し、業務にお役立ていただければ幸いです。
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