この記事では「エクセルでの列や行の折りたたみ(グループ化)の解除方法とできない原因と直し方」について解説していきます。
エクセルでの列や行の折りたたみ(グループ化)の解除方法としては
・「Shift」キー、「Alt」キー、左方向キーを同時に押す
というやり方があります。
それでは実際のサンプルを用いて、それぞれの方法について解説をしていきましょう。
エクセルでの列や行の折りたたみ(グループ化)の解除方法とショートカット1
まず、グループ化され折りたたまれた状態になっている行または列を再び表示させましょう。下図の赤枠で囲った「+」ボタンを押すことで行えます。
下図の場合、3~5行目が折りたたまれていましたが、この操作を行うことで表示されました。
リボン内のデータ、アウトラインからも対応可能
次にグループ化されている行または列全体を選択した状態で、リボンメニューの「データ」タブ→「アウトライン」→「グループ解除」の順にクリックします。
これで目的の操作が行えました。
また、グループ化されている行および列を選択した状態で、キーボードの「Shift」キー、「Alt」キー、左方向キーを同時に押すことでも、同様の操作が行えます。
エクセルでの列や行の折りたたみ(グループ化)の解除方法とショートカット2
異なるやり方として、下図の赤枠で囲った「Microsoft Searchボックス」を使った方法をご紹介しましょう。
まず、下図の赤枠で囲った「+」ボタンを押して、グループ化され折りたたまれた状態になっている行または列を再び表示させます。
下の画像の場合、3~5行目が折りたたまれていましたが、この操作を行うことで表示されました。
次に、グループ化されている行または列全体を選択した状態で、Microsoft Searchボックスに「グループ解除」と入力すると、「セルのグループ解除」が検索結果として表示させるので、これをクリックしましょう。
これで、目的の操作が行えました。
エクセルで折りたたみ(グループ化)が解除できない原因と直し方
シートが保護されていると、編集ができなくなるため、グループ化の解除ができません。そんな時は、シートの保護の解除を行いましょう。
やり方としては、リボンメニューの「校閲」タブから「シート保護の解除」を選択することで行えます。パスワードが設定されている場合はパスワードを入力することで保護を解除します。
これで問題は解決するでしょう。
まとめ エクセルでの列や行の折りたたみ(グループ化)の解除できない原因と直し方【勝手に折り畳まれ:ショートカット】
この記事では、エクセルでの列や行の折りたたみ(グループ化)の解除方法とできない原因と直し方について解説をしました。
グループ化を行う事は、折りたたまれている部分がわかりやすくなり、表示・非表示の切り替えがスムーズに行えるという利点があります。
解除のやり方が分からない時は、今記事で紹介した方法を行い、出来ない場合にはシートの保護を解除し、快適にエクセルを使いこなしましょう。
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