この記事では「エクセルでマイナスを表示しない(値や記号表記のみ:空白:関数や書式設定)方法」について解説していきます。
タイトルエクセルでマイナスを表示しない(値や記号表記のみ:空白:関数や書式設定)方法としては、
・表示形式をユーザー定義で設定し、負の数を非表示にする
・表示形式をユーザー定義で設定し、負の数のマイナス記号のみを非表示にする
という操作が有効です。
それでは実際のサンプルを用いて、それぞれの方法について解説をしていきましょう。
エクセルでマイナスを表示しない(負の数を消す:空白に変換)方法1
1つ目は置換機能を使ってマイナスの記号を空白に変換するという方法です。
まず、対象のセル範囲を選択し、キーボードの「Ctrl + H」を押して、「検索と削除」ダイアログを開きます。
「検索する文字列」に「–」(マイナス記号)を入力します。「置換後の文字列」には何も入力せず、そのままにします。
「すべて置換」をクリックし「閉じる」を押すと、すべてのマイナス記号が削除されます。
エクセルでマイナスを表示しない(負の数を非表示にする)方法
2つ目は、表示形式をユーザー定義で設定し、数式バーに値は残したままで、負の数が入力されたセルを値ごと非表示にするというやり方です。
まず、操作を行いたい範囲を選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示させ、「セルの書式設定」をクリックします。
「表示形式」タブの「ユーザー定義」を選択し、種類ボックスに 「0;」 と入力してOKを押します。
これで、数式バーには値を残しながらも負の数を非表示にすることができました。
エクセルでマイナス記号を表示しない(書式設定でマイナスの表示のみを:実際は負の数のまま)方法3
最後に、数式バーに値は残したままで、セル内のマイナスの記号のみを非表示にするという方法です。
まず、操作を行いたい範囲を選択します。
右クリックでコンテキストメニューを表示させ、「セルの書式設定」をクリックします。
「表示形式」タブの「ユーザー定義」を選択し、種類ボックスに 「0;0」 と入力してOKを押します。
これで、負の数のマイナス記号のみを非表示にすることができました。
まとめ エクセルでマイナスを表示しない(空白:関数や書式設定)方法【負の数】
この記事では、エクセルでマイナスを表示しない(値や記号表記のみ:空白:関数や書式設定)方法について解説をしました。
上記の方法は、用途によっても使い分けてくださいね。非常に便利な機能なので、ぜひ実務でも生かしていきましょう。
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