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【Excel】エクセルにて黒字のみや赤文字だけの合計(集計)を行う方法【関数】

Excelのスキルアップ

エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。

ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。

例えばエクセルにて黒字のみや赤文字だけの合計(集計)を行う方法について理解していますか。

ここではエクセルにて黒字のみや赤文字だけの合計(集計)を行う方法について解説していきます。

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エクセルにて黒字のみの合計(集計)を関数で行う方法【文字色別】

それでは以下のサンプルデータを用いてエクセルにて黒字のみの合計(集計)を関数で行う方法について順を追って確認していきます。

 

 A列の値(A2:A10)のフォントの色を数値で取得。

A列の値のフォントの色を数値で取得するには、4.0マクロのGET.CELL関数を使うといいです。

4.0マクロ関数(※)とは、Excel4.0のマクロ関数であり、VBAが使える前にあった昔のマクロです。このマクロを実行するには、新しい関数名を定義して使用する必要があります。

(※)4.0マクロ関数はマクロを有効にしないと動作しませんので、注意が必要です。

 

新しい関数名を定義する手順を以下に説明します。

 

①まず、A列の値のフォントの色を数値で取得したいセル(B2)を選択します。

 

②次に、「数式」タブの「名前の定義」を選択し、その中の「名前(N):」に任意の関数名を、「参照範囲(R):」に=GET.CELL(24,A2)を入れます。

上の関数の意味は以下の通りです。

<GET.CELL関数>

セルの状態を返す関数であり、

=GET.CELL(番号,範囲)

と処理します。

今回の場合は

・=GET.CELL(24,A2):第一引数の24は、フォントの色を数値で返す番号であり、つまり、セルA2のフォントの色の番号をセルB2に返しているわけです。

 

③B列のセルに上記②で定義した任意の関数名(=color)を記載。

セルB2に”=color”と記載すると、セルA2のフォントの色の数値がB2に入ります。

ENTERにて処理を確定させると以下の通りとなります。

フォントの色の数値は、色毎に番号を持っており、今回は黒と赤を使用しているので、

フォントの色が黒:1
フォントの色が赤:3

の数値が返されます。

 

④オートフィル(セルの右下に表示される十字をドラッグ&ドロップ)によってA列のフォントの色の数値がB列に記載されます。

 

C列に黒字のみの値を抽出

具体的に黒字のみの値を抽出したいセル(C列)に= IF(B2=1,A2,””)と入れるといいです。

上の関数の意味は以下の通りです。

 

<IF関数>

=IF(論理式, 真の場合,偽の場合)

と処理し、今回の場合では

・= IF(B2=1,A2,””):セルB2の値が1の場合(つまりフォントの色の数値が黒の場合)、
・,A2 :A2(=1)と表示させ
・,””) :そうでないのならば” ”(空白)

と指定しているわけです。

ENTERによって処理を確定させ、オートフィル(セルの右下に表示される十字をドラッグ&ドロップ)によってC列に黒字のみの値が抽出されます。

 

黒字の合計値を算出

具体的に黒字のみの合計値を算出したいセルに、= SUM(C2:C10)と入れるといいです。

ENTERにて処理を確定させますと、以下のようになります。

上の関数の意味は以下の通りです。

 

<SUM関数>

SUM関数はセルの範囲の合計値を求める関数であり

=SUM(数値)

と処理し、今回の場合では

・= SUM(C2:C10):セルC2:C10の合計値(つまり黒の合計値)を求めています。

 

これだけの処理によって黒字のみの合計(集計)を関数で行う方法が完了となります。

よく使用する方法なのでこの機会に覚えておくといいです。

 

エクセルにて赤字のみの合計(集計)を関数で行う方法

今度は逆に上のサンプルデータを用いてエクセルにて赤字のみの合計を関数で行う方法について順を追って確認していきます。

 

A列の値(A2:A10)のフォントの色を数値で取得。

これは上記で説明した内容と同じです。

 

D列に赤字のみの値を抽出

具体的に赤字のみの値を抽出したいセル(D列)に、= IF(B2=3,A2,””)と入れるといいです。

IF関数の意味は上記で説明した通りであり、

今回の場合では

・= IF(B2=3,A2,””):セルB2の値が3の場合(つまりフォントの色の数値が赤の場合)、
・,A2 :A2と表示させ
・,””) :そうでないのならば” ”(空白)

と指定しているわけです。

 

ENTERによって処理を確定させ、オートフィル(セルの右下に表示される十字をドラッグ&ドロップ)によってD列に赤字のみの値が抽出されます。

 

赤字の合計値を算出

具体的に赤字のみの合計値を算出したいセルに= SUM(D2:D10)と入れるといいです。

ENTERにて処理を確定させると以下のようになります。

 

上の関数の意味は以下の通りです。

 

<SUM関数>

SUM関数は上記で説明した通りであり、今回の場合では

・= SUM(C2:C10):セルD2:D10の合計値(つまり値が赤の合計値)を求めています。

 

これだけの処理によって赤字のみの合計(集計)を関数で行う方法が完了となります。

 

まとめ エクセルにて赤字や黒文字だけの合計(集計)を行う方法【関数】

ここではエクセルにて黒字のみや赤文字だけの合計(集計)を行う方法を確認しました。

基本的にはGET.CELL関数でフォントの色の数値を求め、とIF関数とSUM関数の組み合わせで使用するといいです。

 

エクセルでのさまざまな処理に慣れ、日々の業務を効率化させていきましょう。

 

 

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