この記事では、エクセルで計算式を一括で反映(数式や関数を一気に上から下まで計算:同じ計算式を入れる)する方法について解説していきます。
エクセルでの計算式を一括で反映させたい時は、
・オートフィルの機能を利用する
とよいです。
それでは実際のサンプルを用いて、詳しい設定方法を見ていきましょう。
エクセルで同じ数式を一気に下まで繰り返す(一括で反映)させる方法【オートフィル】
それでは、上から下まで一括で同じ計算式を反映させる方法を確認していきす。
同じ計算式で一気に処理するには、まず同じ処理を適用したい先頭セルに、その数式を入れるといいです。
ここではBからD列までの合計をE列に出力させてみます。
合計値を出力したいE3のセルに=SUM( といれ、括弧内に指定したい範囲をクリック→ドラッグで選択していきましょう。
直接入力しなくても、[ホーム] タブにある [AutoSum] をクリックしても、=SUM(を入力可能です。
ドラッグ選択すると、=SUM(B3:D3)となります。
エンターで確定させましょう。
この合計値のセル(E3)の右下の■にカーソルを持っていくと、カーソルが太い十字✚になって表示されるのがわかります。
この十字をフィルハンドルと呼び、これをドラッグして下まで引っ張ることで、同じ計算式を上から下まで一括適用させることができるのです。
この数式コピーを一気に下までやる操作をオートフィルと呼び、エクセルでの基本操作となりますので覚えておきましょう。
エクセルで計算式一括で反映させる方法【ダブルクリック】
上では、フィルハンドル(十字)をドラッグすることにより、同じ計算式を下まで一気に繰り返す方法を説明しました。
この処理は同じ処理を適用したい先頭セルのフィルハンドルをダブルクリックすることでも対応できます。
単純にドラッグする手間がなくなりますので、行数が多い場合など、フィルハンドルを長く引っ張る必要がある場合は時短に繋がりますね。
ただし、基本的には隣にデータがある列のみに適用され、離れたセルは処理できないので注意が必要です。
データが離れている場合は、上で説明したドラッグ処理の方法を行ってください。
エクセルで計算式を一括で反映させる方法【範囲一括選択後に数式のコピー】
さらに、別の同じ数式を一気に下まで処理する方法を見ていきましょう。
同じ計算式を反映させたい、元の先頭セルに計算を入れるところまでは、上二つと同じです。
その後に、このセルをctrl + Cで通常と同じようにコピーして、同じ計算を適用させたいセルの範囲をドラッグで一括選択、その後にctrl + Vで貼り付けるだけでも、同じ処理を一気に下まで適用することができます。
それぞれの方法を好みやニーズに応じて計算処理を行ってくださいね。
まとめ エクセルで同じ関数や数式を一気に下まで繰り返す:計算する:一括で反映させる方法
この記事ではエクセルでの同じ計算式の関数や数式を一気に下まで計算する、計算式を一括反映させる方法について解説しました。
オートフィル機能を活用することで、簡単に同じ数式を一括で計算することができます。
エクセルのさまざまな設定を覚えて、業務に役立てていきましょう。
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