この記事では、「エクセルのラジオボタン(複数)の作り方は?チェックを入れる・外す・リセットする方法【クリアボタンなど】」について解説します。
ラジオボタンの処理に関しては、
の内容を使うことが多いです。
実際のサンプルを使って、処理の内容を見ていきましょう。
エクセルのラジオボタンの作り方(1つや複数)【設定】
下記のように年齢と職業をそれぞれラジオボタンで選択する表を作成してみましょう。
まず、ラジオボタンをシートに挿入するために、開発タブの表示設定をします。
[ファイル]タブを開きます。
[オプション]を選択します。
[リボンのユーザー設定]を選択し、[メインタブ]の[開発]にチェックを入れて[OK]ボタンを押します。
[開発]タブが表示されました。
この設定を1度行っておくと、次回以降エクセルを開いたときも[開発]タブは表示されます。
[開発]タブから[挿入]を選び、 [ラジオボタン]をクリックします。
挿入したい場所をクリックしてラジオボタンを配置し、右クリック→[テキストの編集]を選んで表示する文字を設定します。
年齢には「10代~20代」「30代」「40代」「50代~」、職業には「会社員」「自営業」「その他」のラジオボタンを全て配置しましょう。
年齢で1つ、職業で1つのラジオボタンを選択できるようにするために、グループボックスを挿入します。
ラジオボタンの挿入と同じ場所から[グループボックス]を選択しましょう。
連動させたいラジオボタンが全て枠の中に入るように、年齢と職業でそれぞれグループボックスを挿入します。
最後に、表が見にくいため、グループボックスを非表示にします。
挿入したオブジェクトを選択すると、[図形の書式]タブが表示されます。
[オブジェクトの選択と表示]を選択すると、[選択]画面が表示されます。
目のアイコンをクリックしてグループボックスの表示状態を非表示に変更します。
年齢と職業のラジオボタンをそれぞれ1つずつ選択できるようにすることができました。
エクセルのラジオボタンのチェックを外す・入れる方法【選択解除:クリア:リセット】
ラジオボタンは、同じグループボックス内の別の項目を選択するとチェックが移動しますが、クリックするだけでは選択状態を解除することはできません。
ここでは、エクセルのラジオボタンの選択解除の方法を説明していきます。
まず、Ctrlキーを押しながらクリアしたい項目をクリックして、選択します。
クリアしたい項目を選択した状態で右クリックし、[コントロールの書式設定]を選択します。
[コントロール]タブの[値]で[オフ]を選択し、[OK]ボタンを押します。
選択状態が解除されました。
複数の項目に対しても同じ方法が使えます。
Ctrlキーを押しながら選択状態を解除したい項目を全て選択し、書式設定を開きます。
値をオフにします。
選択した項目が全てリセットされました。
まとめ エクセルのラジオボタン(複数)の作り方は?チェックを入れる・外す・リセットする方法【クリアボタンなど】
この記事では、エクセルのラジオボタン(複数)の作り方は?チェックを入れる・外す・リセットする方法【クリアボタンなど】について解説しました。
同じグループ内で1つしか選択できないことが特徴のラジオボタンを使用する機会は多いため、しっかり使いこなせるようになりましょう。
コメント