この記事ではエクセルでグラフの中に文字を入れる(円や棒グラフ:エリアに注釈を書き込む:テキストボックスなど)方法について解説していきます。
グラフの中に文字を入れる方法は
・図形
・ワードアート
を使います。
ではサンプルを見ていきましょう。
エクセルでグラフの中に文字を入れる方法1 【テキストボックスを利用】
今回は円グラフで解説していきましょう。
下記は売上合計の割合を出している円グラフです。
テキストボックスとはなんでしょうか?
テキストボックスとは「文字列の箱」という意味です。
使い道は文字通り、文字を入力できる箱ですが画像のように好きな位置に配置ができるため、配置の自由度がききます。
そしてエクセル、ワード、パワーポイントなど様々なソフトに備わっている機能です。
では下記のようにテキストボックスを作っていきたいと思います。
円グラフ(グラフエリア)をクリックしておきます。
※グラフエリアは円グラフの周りの白い部分にマウスを当てると、グラフエリアという文字が出るのでそこでクリックしてください。
「挿入タブ」にある「テキストグループ」の「テキストボックス」をクリックします。
テキストボックスをクリックすると「横書きテキストボックスの描画」と「縦書きテキストボックス」が選択できるようになっています。
今回は「横書きテキストボックスの描画」を使用します。
ドラッグをして四角い箱を作ります。
マウスを左斜め上から右斜め下に向かってドラッグをすると上手く作成できます。
下記のようにカーソル(縦棒)が枠の中に出てきたら文字が入力できる状態です。
そしたら入力してみましょう。
これで好きな位置にドラッグして配置してみましょう。
因みにグラフを選択してテキストボックスを挿入するのには理由があります。
グラフを選択してテキストボックスを挿入すると、グラフと一体化してくれるためグラフを移動したいという時にテキストボックスが置いてけぼりになりません。
エクセルでグラフの中に文字を入れる方法2【図形を利用】
次に縦棒グラフに「吹き出し」を入れてみましょう。
「挿入タブ」の「図グループ」にある「図形」をクリックします。
図形の一覧が表示されました。
吹き出しは下の方にあり、吹き出し一覧の中から選びます。
今回は「吹き出し:四角形」を選びました。
ドラッグをして吹き出しを作ります。
マウスを左斜め上から右斜め下に向かってドラッグをすると上手く作成できます。
図形はテキストボックスとは違ってカーソル(縦棒)は表示されません。
図形が選択されている状態でそのまま入力しましょう。
吹き出しの先の部分の位置を変更する際は吹き出しの先の部分に表示されている黄色の部分をドラッグします。
吹き出しの色、スタイルなどを決める際は下記の部分、「図形のスタイルグループ」を使用します。
吹き出しのサイズを整えて、スタイルを整えました。
今回は図形の塗りつぶしを「白、背景1」、文字の塗りつぶしを「赤」にしました。
エクセルでグラフの中に文字を入れる方法3 【ワードアートを利用】
では最後に「ワードアート」を解説します。
グラフタイトルを「ワードアート」で入れたいと思います。
「ワードアート」とは図形やテキストボックスと同じような機能が使えますが、主にタイトルなどに使用することが多いのが特徴です。
下記はタイトルを非表示にしている状態です。
プロットエリアを小さくします。
まずはそのプロットエリアを選択しましょう。
プロットエリアとはグラフがあるエリア(凡例やタイトルが入らないエリア)のことです。
※下記がプロットエリアを選択している状態です。
四隅のハンドルを使って縮小します。
縮小する際、どこでもいいのですが、ハンドルと言われるプロットエリアの四隅についている白い丸い部分にマウスを当てて斜めにドラッグすると簡単に縮小できます。
縮小したらグラフ上部に「ワードアート」でタイトルを入れます。
「挿入タブ」にある「テキストグループ」の「ワードアート」をクリックします。
「ワードアート」をクリックすると一覧が出てきました。
お好きなのを選びましょう。
私は今回下記の「塗りつぶし(パターン):灰色アクセントカラー3、細い横線;影(内側)」という種類を選びました。
グラフいっぱいに「ここに文字を入力」という「ワードアート」の文字が挿入されましたが、気にせず入力します。
今回は「支店別売上合計」と入力しました。
ではフォントサイズを整えていきましょう。今回、「18」ポイントにしました。
整えたら配置も整えて完成です。
まとめ エクセルでグラフの中に文字を入れる(円や棒グラフ:エリアに注釈を書き込む:テキストボックスなど)方法
この記事ではエクセルでグラフの中に文字を入れる(円や棒グラフ:エリアに注釈を書き込む:テキストボックスなど)方法について解説しました。
テキストボックス、図形、ワードアートの3点はとても便利です。
ワード、エクセル、パワーポイントで使えます。様々な業務にお役立てください。
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