この記事ではエクセルのフラッシュフィルとは?ショートカットや解除・自動的に行う方法【機能:オプションも】について解説していきます。
フラッシュフィルとはある文字列を結合したり、分割したりするときに便利に使えます。
「フラッシュ」は英語で「瞬間」、「フィル」は英語で「満たす」という意味です。
併せて「一瞬で満たす」という意味です。
では一瞬で満たす操作、フラッシュフィルの操作を解説していきます。
エクセルのフラッシュフィルとは?意味や設定方法
フラッシュフィルはデータの法則を判断して自動的に入力する操作です。
大量の顧客データなどに使用することが多いです。
サンプルを見ていきましょう。
「B2」に「A2」に入力されている「神崎 昇」の「姓」である「神崎」を入力します。
そして「ホームタブ」にある「フィル」コマンドから「フラッシュフィル」をクリックします。
ここでフラッシュフィルは「A2」に入力されている「神崎 昇」の「神崎」だけが入力されていることを認識します。
「B2」に姓だけ入れたと認識したフラッシュフィルにより、B3~B10まで自動的に同じように姓だけが入りました。
またその他の方法もあります。
同じく、「B2」に「A2」に入力されている「神崎 昇」の「姓」である「神崎」を入力します。
「B10」までオートフィルでコピーします。
一度、全てのセルに「神崎」と入ります。
オートフィルオプションをクリックし、フラッシュフィルをクリックします。
同じく、「B2」に姓だけ入れたと認識したフラッシュフィルにより、B3~B10まで自動的に同じように姓だけが入りました。
2番目の方法が便利に操作が出来る方法です。
エクセルのフラッシュフィルのショートカットや解除方法:自動的に行う
フラッシュフィルの時短操作はショートカットキーを使用することです。
フラッシュフィルのショートカットキーを解説していきます。
「B2」に「神崎」と入力したら「Ctrl(コントロールキー)」と「E」を押します。
(「Ctrl(コントロールキー)」と「E」を同時に押してください。)
ショートカットキーの仕方のコツですが、いっぺんに押してしまうと、タイミングが合わず、同時に押せているとパソコンが認識しないことがあるので、「Ctrl(コントロールキー)」を押したままにしてから、「E」を押してください。必ず、同時に押せた瞬間が出てきます。
下記表のような結果となりました。
エクセルのフラッシュフィルのオプション詳細【できない時の対策】
フラッシュフィルが出来ない場合があります。
その場合の方法をお伝えします。
その方法は「オプション」を設定すると良いです。
「ファイル」をクリックします。
「オプション」をクリックします。
①詳細設定
②フラッシュフィルを自動的に行う
③OK
の順でクリックします。
するとフラッシュフィルが出来るようになります。
フラッシュフィルが出来なければこの手順で確認すると良いでしょう。
まとめ エクセルのフラッシュフィルの解除や自動的に行う方法【オプション:できない時の対策も】
この記事ではエクセルのフラッシュフィルとは?ショートカットや解除・自動的に行う方法【機能:オプションも】について解説しました。
フラッシュフィルは膨大なデータ処理の際にとても便利で役に立つ操作です。
是非、業務に役立ててみてください。
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