この記事では、【Excel】エクセルで工のレイアウト図の作り方【作成方法】について解説していきます。
ポイントとしては、
・ページレイアウトの活用でcm単位で指定する
・適切な縮尺に設定する
をした後、
・セルの結合を利用して形状をつくる
・オートシェイプを利用する
・オリジナルの形状を利用する
あたりですね。
それではサンプルを使って工場レイアウトの作り方を説明します。
エクセルで工場のレイアウト図の作り方1【ページレイアウトでcm単位に:セル結合の利用】
セルの大きさと「結合」を利用してレイアウトをつくります。
「表示」→「ページレイアウト」をクリックしてページレイアウトモードにすると単位がcm表示になります。
このシートのセル幅を2cmとし1セルを0.5mと設定すれば縮尺は1/25です。
列を選択して「右クリック」→「列の幅」をクリックすると「セルの幅」ダイアログが開きます。
ダイアログ「列の幅」に2を入れて「OK」をクリックすると列の幅が2cmになります。
同じように行の高さも2cmにします。
旋盤は横3.5m縦2mなので横7セル、縦4セルを選択して「右クリック」→「配置」→「セルの結合」→[罫線]→「外枠」→「OK」をクリックします。
作成した旋盤のセルをコピーして残り2台を配置します。旋盤の間隔は0.5cmとするので1セルあけます。
同じような手順でマシニングセンターと通路も配置します。
各セルにそれぞれの名前を配置すればCNC旋盤3台とマシンニングセンター2台と通路のレイアウトの完成です。
セルを色分けすれば見やすくなります。
エクセルで工場のレイアウト図の作り方2【オートシェイプの利用】
オートシェイプを使って工場レイアウトを作ります。
作り方1と同じようにセルの高さ、幅2cmのシートを作ります。
このシートに「挿入」→「図形」→「正方形/長方形」を挿入します。
オートシェイプを挿入して左上のポイントを掴み、「ALT」キーを押してC3セルの角に移動させセルに合致ささます。
「オートシェイプ」を右クリックして「サイズとプロパティー」をクリックすると「図式の書式設定」ダイアログが開きます。
「高さ」と「幅」に適正な寸法をいれます。
オートシェイプを右クリックし、「テキストの編集」をクリックして「旋盤1」と入れ文字の大きさ、位置を調整します。
このオートシェイプをコピーして、K3セルをクリックして「元の書式を保持」を選択して貼り付け、テキストを書き換えます。
この操作を繰り返して「旋盤3」まで作ります。
さらに、上記マシニングセンターも同じように操作し、通路も作成します。
エクセルで工場のレイアウト図の作り方3
機械の2次元画像を使って工場レイアウトを作ります。
あらかじめ、機械の図面を入手または作成しておきます。
簡単なスケッチを例につくります。
2cmX2cmのセルを作ったあと、オートシェイプに代わりに画像を挿入します。
画像を挿入した後はオートシェイプで行った操作と同じ操作になります。
画像は、メーカーから入手したり、CADで制作したりしたものも使えますので。わかりやすいレイアウト図になります。
手元にある場合、こちらを優先的に使用しましょう。
まとめ エクセルで工場のレイアウト図の作成方法
工場レイアウトを作るのに、3つの方法をご紹介しました。
状況に応じて上記の方法を使い分けて業務を効率化しましょう。
コメント