Excelを使う中で、ショートカットキーは効率的な作業のためにとても便利な機能です。
その中でもF9キーは、計算結果を再計算するためのショートカットキーです。
しかし、時々F9キーが使用できない、または期待通りに動作しないこともあります。
このような背景もあり、この記事では、エクセルでのF9機能の使い方と、使えない原因と対策について解説します。
エクセルでのf9キーの使い方と再計算されない原因と対策
F9キーの主な機能は、
ことです。
通常、Excelはデータを自動的に計算しますが、計算方法の設定を手動にしている場合や、大規模なシート再計算が必要な場合はF9キーを押すことで計算を実行します。
a+bの再計算が行われていない下図のような状態があったとしましょう。
この時、f9キーを押すと、計算結果の再計算が行われ、正しい計算結果が表示されます。
シンプルな機能ですね(^^)/
エクセルでのf9キーが効かない・再計算されない原因と対策
しかし、このf9キーが使えないというトラブルが起こる場合があります。
このf9キーが効かない原因としては、
・自動計算モードが有効になっている。
・大規模なデータや複雑な数式のために処理が遅れている。
ということが考えられます。
まずファンクションキーがロックされている場合、
・FnキーとCapsLockキーを同時に押すか、
・FnキーとEscキーを同時に押す
ことでロックを解除することが一つ目の対策です。
or
エクセルでのf9キーの使い方と使えない原因と対策2
対策1の方法で問題が解決しない場合、
可能性が考えられます。
Excel は通常、自動計算モードに設定されています。
このモードでは、データが入力されるたびに自動的に計算が行われるので、再計算の必要がなく、F9 が機能していないように見えることがあります。
F9キーを使って再計算を行うためには、Excelを手動計算モードに設定する必要があります。手動計算モードは、以下の手順で行います。
Excelの「ファイル」タブをクリックします。
「オプション」を選択します。
「数式」タブをクリックし、「計算方法」を「手動」に設定します。
この操作により、データが自動で計算されなくなり、F9キーを押すことで再計算をできるようになります。
エクセルでのf9キーの使い方と使えない原因と対策
それでも問題が解決しない場合、
という事が考えられます。
その場合は、ShiftキーとF9キーを同時に押すことで現在開いているシートのみを再計算することができます。
計算するデータ量が減ることでかかる負荷が軽減し、スムーズな処理が行われるでしょう。
具体的には
・数式や関数が大量にある場合は、一旦コピー、形式を指定して貼り付けで値データにして、軽くする
・データ自体が多すぎる場合は、別のブックに分割したり、余分なデータは削除する
といいですね。
まとめ エクセルでのf9機能が使えない・再計算されない原因と対策【ボタン:マクロなど】
この記事では エクセルでのf9機能の使い方と使えない原因と対策について紹介しました。
F9キーは、大量のデータや複雑な数式を扱う際に役立つショートカットキーですが、まれに機能しない場合があります。
そんな時は、この記事で紹介した原因と対策を確認し、F9キーを通常に使えるように環境を整えることで、Excelでの作業効率を向上させましょう。
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