Excelを効率的に使いこなすために、さまざまなショートカットキーを活用することが求められます。
F7キーもその一つで、特にカタカナ変換や文書の校正機能に関連した役割を果たします。
しかし、時にはF7キーが正しく機能せず、困ることもあるでしょう。
このような背景もありこの記事では、まずF7キーの基本的な使い方を紹介し、次にF7キーが使えない場合の原因とその対策を3つご紹介します。
エクセルでのf7の使い方と使えない原因と対策
それではまずエクセルでF7キーの使い方と機能を確認していきます。
f7キーの主な機能は、
・文字のカタカナ変換
・スペルチェック
です。
文字を入力しF7 キーを押すと、入力した文字を全角のカタカナに変換することができます。
下図では、まずひらがなで「かたかなへんかん」と入力しました。
この後、f7キーを押すと、「カタカナヘンカン」と変換がされました。
スペルチェック機能
次にスペルチェックについてですが、これは、入力したデータ内のスペルミスや誤字脱字を確認するための機能です。
特に、英語などのアルファベットを使用してデータを入力する際に役立ちます。
具体的な使用方法は、次の通りです。
- セルを選択し、その範囲内のスペルをチェックしたい場合はF7を押します。
- スペルミスがある場合、修正候補のリストが表示され、そこから正しい単語を選んで修正します。
- スペルチェックは、シート全体または選択した範囲に対して実行されるため、広範囲のデータでも効率的にミスを修正できます。
「Microsoft Excel」と入力したセルを選択しf7キーを押すと、下図のような表示がされます。
スペルが間違っていた場合は修正候補が表示されるので、正しい単語を選んで修正しましょう。
このF7キーの機能は、Excelだけでなく、WordやPowerPointなど他のMicrosoft Officeアプリケーションでも同様に利用でき、文書の品質を高めるために非常に有効です。
エクセルでのf7使えない原因と対策
しかし、このf7ーが効かないというトラブルが起こる場合があります。
このf7キーが効かない原因としては、
・マルチメディアキーの機能が実行される設定になっている。
ということが考えられるので、
ファンクションキーがロックされている場合、FnキーとCapsLockキーを同時に押し、ロックを解除することが一つ目の対策です。
エクセルでのf7の使い方と使えない原因と対策【FnキーとEscキー】
対策1の方法で問題が解決しない場合、キーボードのFnキーとEscキーを同時に押すことでもロックが解除できます。
また、Fnキーを押しながらEscキーを押すたびに、オン/オフの切り替えができます。
エクセルでのf7の使い方と使えない原因と対策3
それでも問題が解決しない場合、
・マルチメディアキーの機能が実行される設定になっている。
ということが考えられます。
ファンクションキーには、マルチメディアキーが印字されていることがあり、特にノートパソコンなどでは、音量調整や明るさ調節、再生・一時停止などのメディアの操作が割り当てられています。
これらのマルチメディア機能が優先されている時にf7キーの役割を使いたい場合は、Fnキーを押しながらf7キーを押すことで機能が実行されます。
まとめ エクセルでのカタカナ変換・スペルチェックの使い方と使えない原因と対策【カタカナ変換・スペルチェックなど】
この記事では エクセルでのf7キーの使い方と使えない場合の原因と対策について紹介しました。
エクセルの扱いになれ、さらに快適に過ごしていきましょう!
コメント