Excelを日常的に使用する中で、ショートカットキーを活用することは、作業効率を大幅に向上させるために非常に便利です。
ただし、f6キーが通常通りに機能しない場合があります。
本記事では、f6キーの基本的な使い方と、f6キーが効かない場合の主な原因およびその対策3つをご紹介します。
エクセルでのf6の使い方と効かない原因と対策1
f6キーの主な機能は、
・Excelのウィンドウ内での画面要素間の移動を簡単に行う
ことです。
具体的には、以下のエリア間を順番に移動します。
f6キーを押すたびにこれらのエリアを順に移動することができ、Shift + f6を使用することで逆順に移動することも可能です。
これにより、マウスを使わずに複数のエリアを迅速に移動でき、作業がスムーズに進みますね!
下図はf6キーを押して、ワークシートエリアが選択されている状態です。
Sheet1が選択されている状態から、左右の矢印ボタンを押すことでSheet2に移動することができます。
下図はf6キーを押して、リボンメニューが選択されている状態です。
“ホーム”が選択されている状態から、左右の矢印ボタンを押すか、各メニューに割り当てられたアルファベット及び数字を押す事でもリボンメニュー内を移動することができます。
下図では“ホーム”から“挿入”に移動させました。
f6キーが効かない原因と直し方
しかし、このf6キーが効かないというトラブルが起こる場合があります。
このf6キーが効かない原因としては、
・ファンクションキーがロックされている。
・マルチメディアキーの機能が実行される設定になっている。
ということが考えられます。
対策としては、ファンクションキーがロックされている場合、FnキーとCapsLockキーを同時に押すことでロックが解除することが一つ目の対策です。
エクセルでのf6の使い方と効かない原因と対策2
上記の方法で問題が解決しない場合、FnキーとEscキーを同時に押すことでもロックが解除されます。
また、キーボードのFnキーを押しながらEscキーを押すたびに、オン/オフを切り替えられます。
エクセルでのf6の使い方と効かない原因と対策3
キーボードの機種により割り当は異なりますが、ファンクションキーにはメディアキー(マルチメディアキー)と呼ばれるアイコンがキーボード上に印字されている場合があります。
ノートパソコンやキーボードの機種によってはそのままファンクションキーを押しても、マルチメディアキーの機能が優先的に実行される設定になっている場合があり、使えない場合はFnキーを押しながらファンクションキーを押すことで機能が実行されます。
まとめ エクセルでのf6キーが効かない場合の原因と対策【fn設定などの見直し】
この記事では エクセルでのf6キーの使い方と効かない場合の原因と対策について紹介しました。
f6キーは、Excel内での画面移動や効率的な作業をサポートする重要なショートカットキーですが、時々作動しないというトラブルが起きることがあります。
そのような場合には上記のような対策を行うことでf6キーを再び正しく使用できるようになります。
これらの対策を実践することで、日々の作業がスムーズに進み、Excel での作業効率がさらに向上するはずです。
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