ExcelのF10キーは、半角英数への変換や、リボンに直接アクセスができる便利なショートカットキーです。
しかしまれに、この機能が正常に作動しないことがあります。
このような背景もあり、本記事では、f10キーの使い方と、f10キーが使えない原因と設定方法をご紹介します。
エクセルでのf10キーの使い方と使えない原因と対策
F10キーの主な機能は、
・全角英数を半角英数に変換する
・リボンメニューにアクセスする
ことです。
まず、全角英数の半角英数への変換について説明します。
下図では、全角で「excel sheet」と入力しました。
この時、f10キーを押すことで半角英数に変換することができます。
次にリボンメニューへのアクセスについてですが、
Excel内で、F10キーを押すと、リボンメニューが選択状態になります。
各メニューに割り当てられたアルファベット及び数字を押す事でリボンメニュー内のコマンドにアクセスすることができます。
しかし、このf10キーが使えないというトラブルが起こる場合があります。
このf10キーが使えない原因としては、
・マルチメディアキーの機能が実行される設定になっている。
・リボンが非表示になっている。
ということが考えられます。
ファンクションキーがロックされている場合、
・FnキーとCapsLockキーを同時に押すか、
・FnキーとEscキーを同時に押す
ことでロックが解除することが一つ目の対策です。
エクセルでのf10キーの使い方と使えない原因と対策
それでも問題が解決しない場合、
ということが考えられます。
ファンクションキーにはメディアキー(マルチメディアキー)と呼ばれるアイコンがキーボード上に印字されている場合があります。
ノートパソコンやキーボードの機種によっては、マルチメディアキーの機能が優先的に実行されるものもあり、そのままファンクションキーを押しても、機能が使えないのです。
そんな時は、Fnキーを押しながらf10キーを押すことで機能が実行されます。
エクセルでのf10キーの使い方と使えない原因と対策
リボンメニューへのアクセスができない場合においては、
という事も考えられます。
Excelでは、リボンを非表示にする設定があります。この設定が有効になっている場合、F10キーを押してもリボンが表示されず、ショートカット操作ができなくなります。
リボンを表示する設定に戻すには、Excelウィンドウの右上にある「リボン表示オプション」をクリックし、表示されるメニューから「タブとコマンドの表示」を選択します。
この操作により、リボンが常に表示され、F10キーを使ったショートカット操作が可能になります。
まとめ エクセルでのf10キーが使えない・半角にならない原因と設定方法【変換できないなど】
この記事では、エクセルでのf10キーの使い方と使えない原因と設定方法 について紹介しました。
F10キーは、半角英数への変換や、リボンメニューをキーボードで操作できる便利なショートカットキーですが、様々な原因で正常に動作しないことがあります。そのような場合には、今記事で紹介した対策を行うことで再び正しく使用ができるようになります。
この便利な機能を駆使して、効率的に作業を進めましょう。
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