この記事ではエクセルにおけるビックリマークの意味を解説します。
ポイントは、以下の通りです。
・数式内の!はシート名とセル番号を区切るという意味がある
・参照したいセルが存在しないとき#REF!というエラーが表示される
それでは確認していきましょう。
エクセルの数式・関数のビックリマークの意味と解決方法1【シート名とセル番号を区切る】
例としてある和菓子屋さんの売上金をまとめるエクセルシートを挙げます。
「合計一覧」のシートには各月の売上金を一覧にした表があります。

各月のシートには取り扱っている3つの商品:桜餅、三色団子、いちご大福のその月の売上金をまとめた表があります。
また、すべての商品の合計金額もE3セルに表示されるようになっています。

「合計一覧」シートにある表を各月の合計売上金額を参照して作成したいと思います。
C3セルに以下の数式を入力してください。
=’1月’!E3

Enterキーを押すと、数値が反映されます。

この場合のように数式内に!が入る場合があります。
このときの!はシート名とセルを区切るという意味があります。
=シート名!セル番号
よってこの数式で、シート名のセル番号を参照しますという意味になります。
エクセルの数式・関数のビックリマークの意味と解決方法2 【参照したいセルが存在しない場合のエラー表示】
また、このエクセルファイルの「1月」シートの合計売上金が入力されているセル(E3)を削除してみましょう。


ここで「合計一覧」のシートに戻ります。

すると、先程1月の合計売上金が表示されていたC3セルに #REF! と表示されています。
数式バーには =’1月’!#REF! と入力されています。
このときの!はエラー表示で、エラーの原因としてはセルが存在していないことが挙げられます。
解決方法としてはC3セルに再度参照するセルを指定してください。

エクセルのビックリマークの意味(セルの数式・関数:ファイルアイコンも)と解決方法
この記事では、エクセルのビックリマークの意味について解説しました。
ここでの情報を覚えて、困った時の解決に役立ててくださいね。


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