エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。
ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。
例えばエクセルにて男女別のカウントし男女比を計算・円グラフ化するにはどう処理すればいいのか理解していますか。
ここではエクセルにて男女別のカウントし男女比(パーセント)を計算・円グラフ化する方法について解説していきます。
エクセルにて男女別のカウントを行う方法
それでは以下のサンプルデータを用いてエクセルにて男女別のカウントを行う方法について確認していきます。
ここで男女別のカウントを行う際には、COUNTIF関数を用いるといいです。
COUNTIF関数とは条件を満たすものの数を数える(カウントする)関数で
と入れるといいです。
今回ではまず男性の数を数えるために、出力したいセルに=COUNTIF(B2:B10,”男”)と入力していきましょう。
ENTERにて決定後に今度は同様に女性の人数をカウントしていきます。
具体的には任意のセルに=COUNTIF(B2:B10,”女”)と入れるといいです。
このようにして男女別のカウントができるのです。
エクセルにて男女比(男女の割合)をパーセントで求める方法
上にてカウントされた男女別の人数を元に今度は男女比(男女の割合)を計算してみましょう。
この時関数を使用する必要はなく割合の定義に基づき
・男性の割合(男女比:男性の人数÷総数
・女性の割合(男女比):女性の人数÷総数
とすればいいです。
なおパーセント表記に変換したいのであれば
・女性の割合のパーセント:女性の人数÷総数×100
とするといいです。
上にて男女比の計算を行うためにまずは総数をSUM関数にて求めればよく=SUM(B12:B13)と入力していきます。
ENTERにて計算確定後に、上の男女比のパーセントの定義に従い各々のパーセントを計算します。
男性のパーセントをエクセルで求めるには、=B12/B14*100と入れるといいです。
計算を確定後、女性のパーセントも計算しましょう。=B13/B14*100と任意のセルに入れるといいです。
このようにしてエクセルでの男女比のパーセントを計算することが可能です。
エクセルにて男女比の円グラフを作成する方法
上のように男女比のパーセントを計算できますが、これをグラフ化するとさらに直感的にわかりやすくなります。特に円グラフがおすすめです。
以下のよう男女比のラベルと数値範囲全体を選択後に上タブの挿入、円グラフを選びます。
すると男女の記載(凡例)が入った男女比のグラフ(円グラフ)が作成されるのです。後は適宜、グラフタイトルを男女比などと変更すれば、男女比の円グラフは完成です。
まとめ エクセルにて男女比(パーセント)を計算・円グラフ化する方法
ここではここではエクセルにて男女別のカウントし男女比(パーセント)を計算・円グラフ化する方法について確認しました。
基本的には上のようエくセルの基本操作を丁寧にこなすだけで男女比のカウント、割合の計算、グラフ化はできます。
エクセルでのさまざまな処理に慣れ毎日の生活に役立てていきましょう。
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