【Excel】エクセルで日付を自動で色付け （列方向：祝日や土日の条件：今日や指定した日付）する方法

この記事ではエクセルで日付を自動で色付け（列方向：祝日や土日の条件：今日や指定した日付）の方法について解説していきます。

これらは

を使います。

ではサンプルを見ていきましょう。

エクセルで日付を自動で色付けする方法【土日・祝日に列方向】

下記はスケジュール表のサンプルです。
このスケジュール表の土日祝日がすぐにわかる様に色付けしたいと思います。

条件付き書式とは設定したルールに沿って色など書式をつけることが出来る機能です。

まずは土日の色付けを解説します。

今回は2024年5月のスケジュール表で解説していきます。

土日の条件付き書式は数式を使って書式設定をしていきます。

その数式とは「WEEKDAY関数」を使用します。項目名以外全部選択します。

「ホームタブ」にある条件付き書式をクリックします。

「新しいルール」をクリックします。

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。

「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の下の白いボックスに数式を入れていきます。

入れる数式はこちらです。
日曜日：「=WEEKDAY($A2,1)=1」

「$A2」に関しては複合参照しています。（列固定）
これをしなければ曜日と予定の項目に色が付きません。

「1」は日曜日始まりを意味します。
「＝1」は「日曜日」を表しています。

「WEEKDAY関数」とは日付に対する曜日を0～7までの数値で表示します。

=WEEKDAY(シリアル値、種類)で構成されます。
今回シリアル値の部分にセル番地を入れています。
種類に関しては日曜日始まりか、月曜日始まりかを決める数値を入れていきます。
日曜日始まりなら「1」、月曜日始まりなら「2」と入れていきましょう。

今回は日曜日始まりにしているので「1」を入れました。
そうなると
日曜日＝1
月曜日＝2
火曜日＝3
水曜日＝4
木曜日＝5
金曜日＝6
土曜日＝7
と曜日対応の数字は上記のようになります。

なので「=WEEKDAY($A2,1)」（A2は日曜日始まり）、「＝1」（これは日曜日だ）という式を入れています。

もしここで「月曜日」始まりの「2」を入れると
月曜日＝1
火曜日＝2
水曜日＝3
木曜日＝4
金曜日＝5
土曜日＝6
日曜日＝7
となります。

入力したら「書式をクリックします。」

書式をクリックすると書式が設定できる「セルの書式設定ボックス」が表示されました。
任意の色で構いませんが今回私は「塗りつぶし」を「オレンジ、アクセント2、白+基本色80％」を選びました。

またフォントの色も選ぶことができ、今回「赤」を選択しました。

これで日曜日は完成です。

土曜日を入れる時も日曜日と同じ手順で出来ます。

入れる式は下記のようになります。
土曜日：「=WEEKDAY($A2,1)=7」

次に祝日に参りましょう。
祝日に関しては祝日表も作成しておきます。

今回は先ほどのスケジュール表の隣に祝日表を作成しました。

同じくA2～C32まで選択し、条件付き書式の「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックし、
「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の下の白いボックスに数式を入れていきます。
※ここまでの操作は上記で解説した土日の設定と全く一緒です。

数式は下記のようになります。
「=COUNTIF($E$1:$E$21,$A2)」と入れます。
COUNTIFとは条件に見合った数を数えてくれる関数です。

今回は「E1～E21」のデータの中から「A2」と一緒のもの、いわゆる条件を探しているんです。

※本来「数えている」が正しいですが、わかりやすく「探している」という言葉に変えています。
その関数を入れて、書式設定すると、条件と一緒のものに書式が設定されます。

エクセルで日付を自動で色付けする方法【今日など指定の日付に列方向】

下記のようなシフト表を使って、本日の日付（列方向）に色が付くようにしたいと思います。
「B3」には「=TODAY()」を入れています。
また「B4」～「O4」、「B5」～「O5」まで日付、曜日設定をしています。

そして今回使用するのに大切なことは「複合参照」です。
列を固定：列番号の前だけに「＄」マーク。例：「＄A1」
行を固定：行番号の前だけに「＄」マーク。例：「A＄1」

ここでは行固定をしていきます。

「B4」～「O11」まで選択をして条件付き書式を開きます。

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。
「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の下の白いボックスに数式を入れていきます。
※ここまでの操作は上記の土日の設定と全く一緒です。

数式は「=B$4=$B$3」と入れます。
4行目、日付入った行を固定しいます。

書式設定を黄色に設定しています。

これで列方向に本日の日付に色が付きました。

エクセルで日付を自動で色付けする方法【今日など指定の日付に行方向】

下記はサンプルの予定表です。
本日の日付、行方向に色を付けたいと思います。

ここでは列固定をします。

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。

「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の下の白いボックスに数式を入れていきます。

※ここまでの操作は上記の土日の設定と全く一緒です。

計算式は「=$A4=$D$1」と入れます。
A列、日付の入った列を固定しているため「A」の前に「＄」マークをつけました。

これで本日の日付、行方向に色が付きました。

まとめ エクセルで日付を自動で色付け（列方向：祝日や土日の条件：今日や指定した日付の方法

この記事では【Excel】エクセルで日付を自動で色付け（列方向：祝日や土日の条件：今日や指定した日付の方法について解説しました。

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