本記事はエクセルにおいて、注釈を入れる方法、表示方法、消す方法を解説します。
ポイントは、以下の通りです。
・注釈を入れる方法として、コメント機能・メモ機能がある
・コメント機能は共有する人とのやり取りが記録できる
エクセルでの注釈の入れ方【コメント】
エクセルに注釈を入れる方法としてコメントを入れる方法とメモを入れる方法があります。
まずコメントを入れる方法を紹介します。
例としてある和菓子屋さんの4~6月のいちご大福、きなこ団子、おはぎ、柏餅それぞれの売上個数のデータがあります。

柏餅の5月の売上個数が多い理由をコメントに残したいと思います。
C6セルを選択して右クリックをします。

「新しいコメント」をクリックします。
コメント入力画面が表示されます。

コメントを入力して緑色のボタンをクリックまたはCtrlキーとEnterキーを同時押しします。

C6セルにカーソルを置くとコメントが表示されるようになりました。
コメント機能は共有しているユーザー同士でチャットのようにコメントのやり取りができます。

送信の欄に追加のコメントを入力し、投稿します。

このようにやり取りが表示されます。
エクセルでの注釈の入れ方【メモ】
続いてメモを入れる方法を紹介します。
C6セルを選択し右クリックをして、「新しいメモ」をクリックします。


メモの入力画面が表示されます。

メモを入力して、メモ欄以外の場所をクリックします。

C6セルにカーソルを置くとメモが表示されるようになりました。
メモの大きさや文字の大きさ、書式を変更することも可能です。
C6セルを右クリックし、「メモの編集」をクリックします。

メモの端にある□をドラッグすることでメモの大きさを任意に変えられます。

文字を選択してフォントより字体や文字の大きさも変えられます。

メモをセルにカーソルを置いたときだけでなく常に表示したい場合は以下のような操作を行ってください。
C6セルを選択して右クリックをし、「メモの表示/非表示」をクリックします。

これで常にメモが表示された状態になります。

戻したいときは同じ操作を行ってください。
エクセルでの注釈の消し方【コメント】
次にコメントを削除する方法を紹介します。
消したいコメントのセルを選択します。
今回はC6セルを選択して右クリックをします。

「コメントの削除」をクリックします。

コメントが削除され、C6セルにカーソルを置いても何も表示されなくなりました。
エクセルでの注釈の消し方【メモ】
続いてメモの消し方について紹介します。
消したいメモのセル、C6セルを選択して右クリックをします。

「メモの削除」をクリックします。

メモが削除され、C6セルにカーソルを置いても何も表示されなくなりました。
最後にコメント・メモを一括で表示されなくする方法を紹介します。
ツールバーのファイルをクリックします。

オプションをクリックします。
Excelのオプションの画面が表示されます。
左にある項目から「詳細設定」を選択します。

スクロールバーを下に動かして「表示」の項目を探してください。
コメントのあるセルに対して表示:を一番上の「コメント、メモ、インジケーターすべてなし」にチェックします。
OKボタンを押してください。

コメント、メモいずれも非表示にすることができます。
まとめ エクセルでの注釈の入れ方・表示・消す(右上:説明文の吹き出し:セルにメモ等)方法
この記事では、エクセルで注釈を入れる・消す方法を紹介しました。
注釈があることによって理由・原因などを忘れることが防止でき、業務効率に繋がるかと思います。ぜひ活用してみてください。


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