この記事ではExcelでチェックボックスの設定と大きさを変更する方法を解説していきます。
具体的には、
・Excel365（Excel for Microsoft 365）使用の場合は、挿入→コントロールから入力
・開発タブからフォームコントロール、またはActiveXコントロールで入力
・文字変換を使って入力
※この中でチェックボックスの大きさを変えられるのは「Excel365」「ActiveXコントロール」「文字変換」からの入力だけになります。
これらについて説明しています。
それでは順番にみていきましょう！
エクセルでチェックボックスの大きさが変えられない原因と変更方法【挿入→コントロールから入力】
Excel365を最新版に更新すると、「挿入」タブに「コントロール」が追加され、そこにある「チェックボックス」のアイコンが表示されているはずです。
使い方はチェックボックスを入力したいセルを選択した状態でアイコンをクリックするだけです。
このセルをコピーすれば、複数のセルに一気に設定できます。
チェックボックスは、「ホーム」タブの「フォント」で大きさや色を変更でき、「配置」タブでセル内での配置を変更できます。
削除したいときも、文字と同じ方法で削除できます。
Excel365を最新版にする方法は、「ファイル」→「アカウント」を選択、「Microsoft365とOfficeの更新プログラム」の「更新オプション」のボタンを押し「今すぐ更新」を選択します。
ただしすぐに反映するわけではなく、数日かかることもあるようです。
Excel365以外の場合は、この機能は使えません。その場合は「開発タブ」の「フォームコントロール」か「ActiveXコントロール」を使うことになります。
エクセルでチェックボックスの大きさが変えられない原因と変更方法【開発タブからフォームコントロールで入力】
「開発」タブは通常は表示されていませんので、次の手順でリボンに表示させましょう。
「ファイル」タブから「オプション」を選択します。
「Excelのオプション」 ダイアログが開くので「リボンのユーザー設定」で「メインタブ」を選択し、「開発」にチェックを入れます。
これでリボンに「開発」タブが表示されます。
「開発」タブの挿入から「フォームコントロール」または「ActiveXコントロール」でチェックボックスを入力することができます。
それぞれを選択すると十字カーソルになるので、チェックボックスを置きたいセルをクリックします。
チェックボックスは図形のように選択できるので、任意の位置に移動することが可能です。
それぞれのチェックボックスを選択した状態で右クリックするとコントロールの書式設定が確認できます。
「フォームコントロール」を使った場合は「セルに合わせて移動するがサイズ変更はしない」がデフォルトで設定されており、その上の「セルに合わせて移動やサイズ変更をする」が選択できないようになっています。
一方で「ActiveXコントロール」の書式設定では、「セルに合わせて移動やサイズ変更をする」が選択できるので、こちらにチェックを入れOKボタンを押します。
設定した後の状態は次の通りです。
複数のチェックボックスの設定も可能です。
「ActiveXコントロール」で設定したら、十字カーソルで選択状態にして、ctrlキーを押しながら移動するとコピーできます。
必要な数をコピーし、大きさを決めたら、デザインモードのボタンをおすことで設定が完了します。
削除したい場合は、「開発」タブの「デザインモード」を押し、チェックボックスを選択してdeleteすることで削除できます。
エクセルでチェックボックスの大きさが変えられない原因と変更方法【入力文字変換を使って入力する】
これは、最も簡単なチェックボックスを入力する方法であり、大きさの変更も可能です。
しかしこの方法ではクリックしてチェックマークのオンオフはできません。
クリックしてチェックのオンオフをしたい場合は１か２の方法で行います。
セルを選択し「チェック」と入力します。
候補が出てくるので、□または☑を選択します。
大きさを変えるにはセルを選択し、フォントサイズを変更することで可能です。
削除したいときは、文字を削除するときと同じやり方で削除できます。
チェックボックスの種類と設定方法、大きさの変更方法を解説してきました。
単純な入力なら、３の文字変換が一番簡単です。
チェックのオンオフを使用したい場合はExcel365が簡単ですが、使用できない場合はActiveXコントール、またはフォームコントロールを使うことで可能となります。
ご自身の目的に合わせ、やりやすい方法を選択しましょう。
まとめ Excelでチェックボックスの大きさが変えられない原因と変更方法
ここまで、エクセルでチェックボックスの大きさが変えられない原因と変更方法について解説してきました。
これらの方法からご自身の状況に合わせて適切な対応を選択してくださいね。より効率的な作業環境を整えていきましょう！
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