この記事では、エクセルでのCHAR10にて改行されない(できない:関数:意味:文字列:空白など)原因と対策について解説していきます。
CHAR10関数とは、文字と文字の間を改行させる関数で
“文字列1”&CHAR(10)&”文字列2” なら、文字列1と文字列2の間に例のように改行が入ります。
引用元の文字列の編集がしやすいほか、[Alt]+[Enter] が使えないスマホで改行する場合にも使用されます。
これらの原因としては主に
・ 「折り返して全体を表示する」にチェックがはいっていない
以上の4つが考えられます。
では実際に、サンプルを用いて解説を見ていきましょう。
エクセルでのCHAR10にて改行されない原因と対策1
1番考えられる原因として、セルの書式設定「折り返して全体を表示する」にチェックがはいっていないことが考えられます。
以下がCHAR10を使用しているにも関わらず、改行出来ていない状況です。
セルの書式設定「折り返して全体を表示する」にチェックをする方法について
ホームタブの配置にて「折り返して全体を表示する」にチェックをするだけでOKです。
または、右クリックし、「セルの書式設定」を選択します。
配置にて「折り返して全体を表示する」にチェックをし、OKを押下
この方法でも正しく表示されます。
エクセルでのCHAR10にて改行されない原因と対策2
セルの幅が狭すぎる場合でもと、数式通りに改行が表示されません。
画像の例ではCとDのセルの間にカーソルをあてて右にスライドします。
Cのセルの幅を大きくすると、正しく表示されるようになりました。
エクセルでのCHAR10にて改行されない原因と対策3
エクセルのバージョンが古くなっていると、改行機能が正しく動作しない場合があります。
エクセルのバージョンが古くなっている(最新バージョンにアップデート)
編集モードになっていない可能性があります。
確認、アップデート方法は
ファイルをクリック
アカウント⇒更新オプションをクリック
すると、プルダウンが表示され、更新履歴の確認や、今すぐ更新にてアップデートが可能です。
該当のセルを選択し、F2を押す、またはダブルクリックしてください。
編集モードになり数式が正しく反映されます。
エクセルでのCHAR10にて改行されない原因と対策4【空白:半角スペースが入っている、編集モードになっていない
改行したい位置に半角スペースが含まれているとうまく表示されない場合があります。(表示される場合もあります)
元データに半角スペースがないか、また数式が誤っていないかチェックしてみてください。
そのほか、編集モードになっていないと数式が反映していない場合があります。
「F2」を押下、またはダブルクリックをして編集モードし、数式が反映されるか試してみてください。
まとめ エクセルでのCHAR10にて改行できない(意味:文字列:空白など)原因と対策
この記事では、エクセルでのCHAR10にて改行されない原因と対策について解説しました。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。
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