エクセルに入力した生年月日の表示形式を変えたいのに、西暦・和暦・スラッシュありなしの切り替え方法がわからなくて困ったことはありませんか。
この記事では【Excel】エクセルで生年月日を変換・表示する(スラッシュ・和暦・西暦・表示形式の変更)方法について解説していきます。
ポイントは
・和暦(元号)表示に切り替える
・TEXT関数で文字列として変換する
です。
それでは詳しく見ていきましょう。
エクセルで生年月日を変換・表示する方法1【セルの書式設定で西暦表示を変更する】
エクセルで日付を入力すると、内部ではシリアル値(数値)として管理されており、表示形式を変えるだけでさまざまな見た目に切り替えられます。
表示形式を変えても元のデータ(シリアル値)は変わらないため、後から自由に形式を変更できます。
以下のサンプルをもとに解説します。
| 氏名 | 生年月日 | 西暦表示 | 和暦表示 | スラッシュなし |
|---|---|---|---|---|
| 桜餅 太郎 | 1990/4/1 | |||
| 柏餅 花子 | 1985/7/15 | |||
| マシュマロ 次郎 | 2000/11/20 | |||
| チョコ 三郎 | 1978/3/5 |
A1にヘッダーがある状態で、B2に生年月日が入力されているとします。
B2を選択してCtrl+1で「セルの書式設定」を開き、「表示形式」タブの「日付」を選択します。
種類の一覧から「2012/3/14」や「2012年3月14日」などの形式を選ぶと、西暦表示のさまざまな形式に切り替えられます。
「ユーザー定義」を選ぶと自分で書式記号を組み合わせた独自の表示形式を設定できます。
よく使う西暦の書式記号は以下のとおりです。
「yyyy」は4桁の西暦年、「yy」は2桁の西暦年、「m」は月(1〜12)、「mm」は月(01〜12)、「d」は日(1〜31)、「dd」は日(01〜31)です。
たとえば「yyyy年m月d日」と入力すると「1990年4月1日」のように表示されます。
「yyyy/mm/dd」と入力すると「1990/04/01」のようにゼロ埋めされた表示になります。

エクセルで生年月日を変換・表示する方法2【和暦(元号)表示に切り替える】
セルの書式設定で和暦にする
生年月日を「昭和」「平成」「令和」などの和暦で表示するには、セルの書式設定で「カレンダーの種類」を変更します。
B2を選択してCtrl+1で「セルの書式設定」を開き、「表示形式」タブの「日付」を選択します。
画面右側にある「カレンダーの種類」のプルダウンを「和暦」に変更します。
種類の一覧が和暦の形式に切り替わりますので、「平成24年3月14日」などの形式を選択して「OK」をクリックします。

元号をアルファベット略称(S・H・R)で表示したい場合はユーザー定義で設定します。
ユーザー定義で和暦の書式を設定する
「セルの書式設定」の「ユーザー定義」で和暦専用の書式記号を使うことで、細かい表示形式を設定できます。
和暦の書式記号は以下のとおりです。
「ggge」は元号の漢字フル表記(例:令和)、「ggg」も元号の漢字表記、「gg」は元号の略称(例:令)、「g」はアルファベット略称(例:R)、「e」は和暦の年(例:6)、「ee」はゼロ埋めの和暦年(例:06)です。
たとえば「ggge年m月d日」と入力すると「令和6年4月1日」のように表示されます。

「gee/mm/dd」と入力すると「R06/04/01」のようなコンパクトな表示になります。

セルの書式設定のユーザー定義にこの書式を入力して「OK」をクリックするだけで設定完了です。
エクセルで生年月日を変換・表示する方法3【TEXT関数で文字列として変換する】
TEXT関数の基本的な使い方
TEXT関数を使うと、日付データを指定した書式の文字列に変換して別のセルに表示できます。
書式は以下のとおりです。
第1引数には変換したい日付が入ったセルを指定します。
第2引数には表示形式を文字列で指定します。
B2の生年月日を西暦の文字列に変換してC2に表示するには以下の数式を入力します。
この数式の結果は「1990年4月1日」という文字列になります。

和暦の文字列に変換する
TEXT関数でも和暦の書式記号が使えます。
D2に以下の数式を入力します。
これで「平成2年4月1日」のような和暦の文字列が取得できます。

TEXT関数の結果は文字列になるため、日付としての計算には使えません。
表示専用として別セルに出力する用途に適しています。
スラッシュなしの8桁数字に変換する
「19900401」のようにスラッシュなしの8桁数字で表示したい場合は以下の数式を使います。
E2にこの数式を入力すると「19900401」という文字列が返されます。

データベースへの入力や、他システムへのデータ連携時に必要な形式に対応できます。
エクセルで生年月日を変換・表示する方法4【文字列になってしまった日付を日付データに変換する】
文字列の日付を認識させる
他のシステムからコピーしたデータや、テキストファイルから取り込んだデータは、日付として見えても文字列として扱われている場合があります。
文字列として認識されているセルは左詰めで表示され、セルの左上に緑の三角マークが表示されることがあります。

文字列の日付はDATEDIF関数などの日付関数で正しく計算できないため、日付データへの変換が必要です。
DATEVALUE関数で変換する
「1990/4/1」のような形式の文字列を日付データに変換するにはDATEVALUE関数を使います。
この数式はB2の文字列をシリアル値に変換します。
結果のセルの表示形式を「日付」に変更すれば、通常の日付データとして扱えるようになります。
区切り位置機能で一括変換する
複数のセルをまとめて変換する場合は「区切り位置」機能が便利です。
変換したいセル範囲を選択し、「データ」タブ→「区切り位置」をクリックします。
ウィザードの「次へ」を2回クリックし、「列のデータ形式」で「日付」を選択して「完了」をクリックします。

この方法で大量の文字列日付を一括で日付データに変換できます。
まとめ エクセルで生年月日を変換(和暦・西暦・表示形式の変更)方法
エクセルで生年月日を変換・表示する方法をまとめると
・西暦表示の変更:Ctrl+1でセルの書式設定を開き、ユーザー定義でyyyy年m月d日などを入力
・和暦表示:カレンダーの種類を「和暦」に変更するか、ユーザー定義でggge年m月d日と入力
・TEXT関数での文字列変換:=TEXT(B2,”yyyy年m月d日”) で任意の形式の文字列に変換
・スラッシュなし8桁:=TEXT(B2,”yyyymmdd”) で19900401形式に変換
・文字列を日付データに変換:DATEVALUE関数または区切り位置機能で対応
表示形式の変更はデータ自体を変えずに見た目だけを切り替えられるため、後から自由に変更できます。
TEXT関数は表示専用ですが、和暦・西暦・8桁数字など幅広い形式に対応できる便利な関数です。
書類のフォーマットに合わせた表示形式の切り替えは、エクセルを使った事務作業において非常によく使う操作かもしれません。
エクセルの日付表示をうまく使いこなして、業務の効率化を進めていきましょう!


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