この記事では「エクセルで自動保存をオフ・解除(デフォルトも:一括:オフなのに保存される原因)の設定方法」について解説していきます。
エクセルで自動保存をオフ・解除するには、
・一時的に行う場合は、自動保存トグルスイッチを使う
・デフォルトで行う場合は、エクセルのオプションから設定を変更する
・オフなのに保存されてしまう場合は、自動回復機能の設定を変更する
ということを行うといいです。
それでは実際のサンプルを用いて、それぞれの方法について解説をしていきましょう。
エクセルで自動保存をオフ・解除の設定方法【一時的に】
1つ目は、一時的に自動保存を解除する方法です。この場合は、自動保存トグルスイッチを使うといいです。
まず、画面左上(タイトルバーの近く)にある 「自動保存(AutoSave)」トグルスイッチを探してください。
このトグルスイッチをクリックすることで、下図の様に、「自動保存」をオフ(灰色の状態)に切り替えます。
これで目的の操作は完了し、手動保存(キーボードの「Ctrl」キーと「S」キーを同時に押す)でのみ保存がされるようになります。
エクセルで自動保存をオフ・解除の設定方法【デフォルト】
次にデフォルトで自動保存を解除する方法をご紹介します。
この場合、特定のファイルではなくエクセル全体の設定に影響を与えることになります。
まず、リボンメニューの「ファイル」 タブをクリックします。
次に左側に表示される項目から一番下の、「その他」を選択して下さい。
続いて、「オプション」を選択して下さい。
「Excelのオプション」ウインドウが開くので、左側にあるメニューから「保存」をクリックします。
ブックの保存について設定する画面が表示されるので、「Excelの概定でクラウドに保存されている自動保存ファイル」に付いているチェックを外しましょう。
最後にウインドウ右下にある「OK」ボタンをクリックすると、目的の操作は完了です。
エクセルで自動保存をオフなのに保存される原因と対策【自動回復機能を無効に】
エクセルには「自動保存」とは別に、自動回復機能といって、定期的に一時ファイルとして作業内容を保存し、エクセルがクラッシュした際に復元できる機能があります。
これが有効になっている場合、定期的にファイルが保存されることがあります。
そんな時は、自動回復機能を無効にしましょう。
手順としては、まずリボンの「ファイル」→「その他」の順に選びます。
次に「オプション」を選択します。
「保存」タブを選択し、「次の間隔で自動回復用データを保存する」 のチェックを外してください。
「保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す」 のチェックも外し、「OK」を押しましょう。
最後にエクセルを再起動することで操作完了です。
ただしこの操作を行うと、エクセルが強制終了した場合にデータが復元できなくなるため、慎重に設定してください。
まとめ エクセルで自動保存をオフ・解除(デフォルトも:一括:オフなのに保存される原因)の設定方法
この記事では、エクセルで自動保存をオフ・解除(デフォルトも:一括:オフなのに保存される原因)の設定方法について解説を行いました。
この設定を一時的に行いたいのか、デフォルトで行いたいのかによっても操作方法が異なるので、目的によって使い分けてください。
また、これらの設定が上手くいかなかった時は、上記でご紹介した対処方法もチェックしてくださいね。
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