【Excel】エクセルで1行おきに削除（1つ飛ばし：マクロ：並び替え：関数：）する方法

この記事では、エクセルで1行おきに削除（1つ飛ばし：マクロ：並び替え：関数：）する方法について解説していきます。

ポイントは、以下の3つです。

・予めラベルをつけて並び替える方法
・関数を使う方法
・マクロを使う方法

それでは詳しく見ていきましょう！

エクセルで1行おきに削除する方法【並び替え】
エクセルで1行おきに削除する方法（関数）
エクセルで1行おきに削除する方法（マクロ）
まとめ　エクセルで1つ飛ばしで削除（飛び飛び：マクロ：並び替え：関数：）する方法

エクセルで1行おきに削除する方法【並び替え】

まずはエクセルで1行おきに削除する方法として、予めラベルをつけて並び替える方法を確認していきます。

まず、元データの隣の列に2つのアルファベットをab…と規則的につけていきます。

この時、a,bのセルを選択の上、オートフィルにかけるといいです（セルの右下にカーソルを合わせ、下にドラッグしコピー）。

次にB列でソートをかけましょう。

具体的には、先頭セル（B2）を選択の上、ツールバーのデータタブ、昇順（AZ↓マーク）をクリックしましょう。

aとつけた商品が上に、bとつけた商品が下に並び替えられます。

最後にbとつけた商品の行を削除します。

1行おきに削除されました。

適宜Ｂ列を削除したり、格子を入れたりしてみてくださいませ。

この方法は元データを編集せず簡単に加工できるため、手っ取り早く1行おきに削除したい場合におすすめです。

エクセルで1行おきに削除する方法（関数）

続いては関数を使って1行おきに2行挿入する方法を確認していきます。

まず、B2セルに以下の数式を入力します。

=IF(MOD(ROW(),2)=1,A2,””)

数式の解説をしますね。

・ROW()で現在の行番号を取得

・MOD(ROW(),2)で、その行番号を2で割った余りを計算
・余りが0の場合、A2セルの値を返す
・それ以外(余りが1)の場合は空白を返す

ENTERで処理を確定させます。

次に、B2セルの右下にカーソルを合わせてドラッグし、数式をB列全体にオートフィルします。

すると、1行おきに削除された状態になります。

関数を使う利点は、元データを直接参照できるため、元データに変更があった場合も自動で反映されることです。

エクセルで1行おきに削除する方法（マクロ）

続いてはマクロを使って1行おきに削除する方法を確認していきます
。
以下のコードをＶBE画面に貼り付けましょう（Alt＋F11）。


Sub DeleteEveryOtherRow()
    Dim ws As Worksheet
    Dim lastRow As Long
    Dim i As Long
    
    Set ws = ActiveSheet
    lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    
    For i = lastRow -1 To 2 Step -2
        ws.Rows(i).Delete
    Next i
End Sub